Wanna be the Biggest Dreamer

主にポケモンの構築記事について綴るブログです。メジャーな型より地雷型、王道より邪道、メタられるよりメタる方が好きです。

真皇杯3位への軌跡②

 

はじめに

 やんこです。前回(真皇杯3位への軌跡① )に引き続き真皇杯本戦のオフレポです。よろしくお願いします。

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予選ブロックの対戦

1戦目
VSティラミスぽけさんf:id:yanko-poke:20190925180558p:plain f:id:yanko-poke:20190925180608p:plain f:id:yanko-poke:20190925180616p:plain f:id:yanko-poke:20190925180633p:plain f:id:yanko-poke:20190925180642p:plain f:id:yanko-poke:20190925180649p:plain

選出 f:id:yanko-poke:20190925180729p:plain f:id:yanko-poke:20190925180734p:plain f:id:yanko-poke:20190925180739p:plainVSf:id:yanko-poke:20190925180821p:plain f:id:yanko-poke:20190925180828p:plain f:id:yanko-poke:20190925180835p:plain

勝敗×

 本戦進出者の中で1番当たりたくなかった相手。ゴーリがいない以上、ラッキーカグヤのサイクルを崩せない。事前考察の段階で、カグヤラッキーミミゲンから3匹選出されると予想したが、正直この対戦は捨てていた。カグヤが削られてしまうとマンムーがキツくなることからマンダを切り、また刺さっていないことからゴツメカバを切った。そうするとこちらのミミッキュ+マンムーが厳しそうだったので選出をカグヤミミゲンと予想。この選出はレートでもよくされる。

 こちらの選出は初手ミミッキュの裏マンダガルド。ミミゲンに強いミミッキュ、カグヤに勝てるマンダ、そしてミミゲンに影うちをいれられ、ラッキーが来た際に詰まないようにガルドを選出。ラッキーを選出されないことを祈るしかなかった。

 結果はラッキーカグヤマンダと出され、圧倒的にサイクル負けして敗北。微塵も勝てる気がしなかったため完敗。この試合ほどオニゴーリを恋しく思った試合はない。

 

 

2戦目
VSすいろさんf:id:yanko-poke:20190925181000p:plainf:id:yanko-poke:20190925181116p:plainf:id:yanko-poke:20190925181121p:plain f:id:yanko-poke:20190925181134p:plain f:id:yanko-poke:20190925181141p:plainf:id:yanko-poke:20190925181234p:plain

選出 f:id:yanko-poke:20190925181308p:plain f:id:yanko-poke:20190925181313p:plain f:id:yanko-poke:20190925181318p:plain VSf:id:yanko-poke:20190925181338p:plain f:id:yanko-poke:20190925181343p:plain f:id:yanko-poke:20190925181352p:plain

勝敗

 予選時の構築が、本選進出者の中ではそこそこきつい相手だったが、プレイング次第で全然勝てると思っていたためそれほど嫌でもなかった。また、すいろさんの予選突破時の構築を使ってもらってバファリんさんと模擬戦もしていたため、試合展開をイメージしやすかった。ここで負けると一気に予選落ちが見えるので気を引き締めてった。

 見せ合いに段階で、クチートギャラガルドコケコが予選時と同じく採用されていたため、予選時と同じ型を想定して選出と立ち回りを決めた。特筆すべきが、コケコに草結びがある事とクチートがアイへ型でマンダに勝てない事、ガルドが呑気弱保な事、そしてギャラが混乱実でマンダに打点がないこと。こちらはコケコが重いが、あちらはマンダが重い。この2匹をお互いがいかに通していくかという試合になると思った。マンムーのタスキを温存しつつコケコに繰り出すことを意識した。

 選出は事前考察通り初手ガルドで荒らしつつ、裏に刺さっているマンムーとマンダを置いた。試合はめちゃくちゃ想定通りに動いた。場に出てきたガルドに対してマンダを繰り出すと、コケコバックして文字で削る、そしてマンムーを削らせないためにガルドバックしてフェアリー技が飛んでくる…。体力管理のできないコケコをマンダガルドのサイクルで削り切り、最終的に、マンダでギャラとガルドを倒して勝ち。ガルドやコケコに対する大文字が外れていたら負けていたため、マンダは良く当ててくれた。1勝できて気持ちが楽になった。

 

 

3戦目
VSめいろさんf:id:yanko-poke:20190925181534p:plain f:id:yanko-poke:20190925181541p:plain f:id:yanko-poke:20190925181559p:plain f:id:yanko-poke:20190925181611p:plain f:id:yanko-poke:20190925181619p:plain f:id:yanko-poke:20190925181632p:plain

選出 f:id:yanko-poke:20190925181709p:plain f:id:yanko-poke:20190925181719p:plain f:id:yanko-poke:20190925181722p:plainVSf:id:yanko-poke:20190925181745p:plain f:id:yanko-poke:20190925181753p:plain f:id:yanko-poke:20190925181759p:plain

勝敗

 予選時の構築がきつく、この人がいたからどうしてもマリルリを抜けなかったと言っても過言ではないという相手。予選時の構築ならば、マリルリがいれば負けることはほぼほぼないと思っていた。見せ合いで、リザグロスに変わっていて少し焦った。何よりガッサがいたことから、マリルリはお留守番になり、プランを崩した。予選で陽気リザXとASゴーストZミミッキュを使っていたので、それを第一に想定して立ち回った。選出は初手に大きな出し負けの無いマンムーを置き、裏にリザミミに強いミミ+マンダを置いた。グロスを読むならガルドを出したいのだが、リザが来ると予想した。最悪マンダの文字等で処理できることからグロス対策は薄めにした。

 結論から言うと、この試合はめちゃくちゃ相手に助けられた試合だった。もしめいろさんが事前の準備を完璧にし、こちらの型を一点読みしてきたならば、勝つのは難しかっただろう。

 まず、初手でガッサマンムー対面ができ、こちらは氷柱を選択。相手はマッパを撃ってきたが氷柱が2発しか当たらずお互い生存。次のターン礫を選択するが、ガッサに上からマッパを撃たれてマンムーが落ちる。もし初手で意地っ張りマンムーを一点読みして胞子なりタネガンなりを選ばれていたら無償でマンムーが落とされていた可能性が高く、負け濃厚であったであろう。裏からミミッキュを出し、ガッサ処理。相手もミミッキュを出してきた。こちらは対ミミッキュ性能の高い陽気のゴZミミ。きちんと相手のミミッキュを処理し、ラストリザが登場。影うちで4割ほど削られていたが、ニトチャは耐える体力があったので、電磁波さえ入れられればマンダで勝ちだと思った。相手は剣舞を選択し、きちんと電磁波を当てて呪いも入れ、マンダで詰めて勝利。感想戦では、電磁波ミミッキュを一切考慮していなかったようで、本当に相手に助けられたと思った。もしガッサ突破時にリザから入られた場合、少ない試行回数での麻痺バグを期待しなければ勝ちは薄かっただろうし、本当に危なかった。

 

 

4戦目
VSリホウさんf:id:yanko-poke:20190925182008p:plainf:id:yanko-poke:20190925182012p:plain f:id:yanko-poke:20190925182019p:plain f:id:yanko-poke:20190925182028p:plain f:id:yanko-poke:20190925182035p:plain f:id:yanko-poke:20190925182040p:plain

選出f:id:yanko-poke:20190925182123p:plain f:id:yanko-poke:20190925182127p:plain f:id:yanko-poke:20190925182135p:plainVSf:id:yanko-poke:20190925182154p:plain f:id:yanko-poke:20190925182159p:plainf:id:yanko-poke:20190925182205p:plain

勝敗

 予選時の構築が、フーディンがめちゃくちゃ刺さっていたので同じ構築で来るなら、フーディンを大事にしつつカグヤを削れば勝てるかなと思っていた。実際に予選時と全く同じ構築できたため、その時の型と同じものを想定して立ち回った。選出は、フーディンを確定としてあとはカグヤに削りを入れられて刺さりも悪くないマリルリギルガルド

 フシギバナはこちらの両メガに圧倒的に弱いため、レートでの経験則的にも来ないと思っていたのだが、選出されて少し焦った。フシギバナの回復にうまくフーディンを合わせて無償降臨させ、カグヤバックを読んでめざ炎を選択。予選時と同じならHBカグヤのため、残飯込みでもめざ炎3発で処理できる。途中バンギバックされて気合い玉を当てないと負けという盤面にもなったが、無事当ててくれて、ビーストブーストでCの上がったフーディンが止まらずに3タテ。先ほどのマンダと言い、よく技を当ててくれて助かった(フラグ)。

 

 

5戦目
VSすとれさんf:id:yanko-poke:20190925182428p:plainf:id:yanko-poke:20190925182433p:plainf:id:yanko-poke:20190925182439p:plain f:id:yanko-poke:20190925182445p:plain f:id:yanko-poke:20190925182451p:plain f:id:yanko-poke:20190925182458p:plain
選出f:id:yanko-poke:20190925182533p:plain f:id:yanko-poke:20190925182616p:plain f:id:yanko-poke:20190925182625p:plainVSf:id:yanko-poke:20190925182647p:plainf:id:yanko-poke:20190925182655p:plainf:id:yanko-poke:20190925182702p:plain

勝敗×

 偽装ペリラグの人。今年のGWにあったBattleFrontierというオフ会でもすとれさんと当たり、その際も偽装ペリラグの構築を使っており、また予選突破時も偽装ペリラグを使っていたため、本戦でもそれで来ると思った。ちなみにBattleFrontierでは敗北していたため、リベンジマッチである。また、いつもペリラグ+メガハッサムを好んで使っていたため、その並びを考えるとどうしても考察段階でフーディンのめざ炎は抜けなかった。

 ラグ+ハッサムの並びに強いフーディンは確定。この2匹は選出されると思った。@1にはカグヤかペリかコケコの全員があり得ると思い、カグヤかペリならメガマンダが刺さるが、コケコならメガフーディンで暴れられる。フーディンが過労死することを嫌い、メガ同時選出をした。この選出は2年間同じような構築を使ってきて数回しかしたことがない選出で、うまく機能するか不安だったので前日に中谷くんに予選時と同じ構築を使ってもらって模擬戦をした。

 初手はラグが嫌だったのでフーディンから。ハッサムと対面し、このハッサムのメガ前特性がライトメタルのためテクニシャンをトレースできず、またHDに厚めに振っていることからめざ炎を少し余裕をもって耐えることを知っていたため、ガルドバック。相手はメガ無しとんぼ。ここでメガしてこなかったことから、相手も2メガ選出をしているのではないかという考えが頭にチラついてしまった。とんぼからラグが出てきたため、あくび読みでいったんシャドボ。あくびだったので次のターンにフーディンバック。次もあくびでフーディンの眠気が誘われる。相手の裏がバシャやペリ、カグヤの場合、ここでメガ無しエナボでステロを撒かせないままラグを突破し裏のマンダをメガシンカさせることでハッサム+@1の並びを崩す事ができる。が、問題なのはコケコの場合。瞑想を積まれるとガルド+特殊マンダを崩されかねない。予選時にフェアリーZコケコを使っていたので、同じ場合はガルドでもなんとかなると思ったので、メガ無しエナボを選択。こちらの構築がマンダ非選出の場合ハッサムがめちゃくちゃ重くなることも相手視点分かっているはずで、ここでフーディンを眠らせる選択は取らないと思うはずなので、ここでラグがバックするという選択はないと思って強気にエナボを押してラグを突破。ここでハッサムが来て積んでくると思ったが、コケコの登場。瞑想を積まれ、少し怪しい状況。仕方なくフーディンメガシンカさせる。ここで起きてくれれば1瞑想後でもサイキネ+ガルドのシャドボ+影うちで処理可能なのでハッサムをマンダの大文字で倒して勝ち。起きることを祈るが、最速起きはせず、10万で殴られる。ここで耐えてくれたおかげで、最長眠りさえ引かなければ、次起きて先ほどと同じルートで勝ち。しかし、フーディンは最長眠りを引いて落とされる。体力満タンの1瞑想積みコケコVSガルド+特殊マンダの最悪の構図ができる。ガルドが10万を耐えるも、急所も引けずそのまま押し切られ負け。後からこの試合を後ろで見ていた中谷に言われて気づいたが、2連キンシでエレキフィールドを枯らして10万を耐えるようにしたほうが良かったと反省。だが、そこ以外の立ち回りは大きくは悪くなかったと思っているので、あそこで最長眠りを引いてしまったことが非常に悔やまれる。2敗してしまったが、残り全勝すれば文句なく抜けられそうだったので、気持ちを切り替えて次の戦いに臨んだ。

 

 

6戦目
VSさいの目さんf:id:yanko-poke:20190925182835p:plainf:id:yanko-poke:20190925182847p:plainf:id:yanko-poke:20190925182856p:plain f:id:yanko-poke:20190925182908p:plain f:id:yanko-poke:20190925182912p:plain f:id:yanko-poke:20190925182918p:plain

選出f:id:yanko-poke:20190925183007p:plain f:id:yanko-poke:20190925183012p:plain f:id:yanko-poke:20190925183020p:plainVSf:id:yanko-poke:20190925183035p:plainf:id:yanko-poke:20190925183043p:plain f:id:yanko-poke:20190925183047p:plain

勝敗

 この試合はめちゃくちゃ運が良くて神に感謝した試合。見せ合いの段階で、予選の構築とまるっきり変わっていたのに加え、選出択になりそうな構築だったので焦ったが、落ち着いて考えた。リザカグヤなので、リザが鬼羽の型で、カグヤは残飯か半分実、他は割と何でもあり得る型かなと思った。初手マリルリがかなり刺さっていたが、鬼羽リザを読んでいたので、機能停止にされるのを嫌い初手マンダ。裏にリザミミゲンに強いミミッキュ、@1にはカビに毒を盛れるマンムーを選択。

 初手はランドとマンダが対面。威嚇の順番からスカーフではないことが分かったので、タスキと判断。ハイボで削りを入れる。ここでがんぷうを選ばれるが、技が外れ無償突破。ステロも撒かせなかったのでこの外しはめちゃくちゃ大きかった。裏からリザが出てくる。ここで鬼羽型と読んでいたが、特殊マンダに対して出されたことから、普通の剣舞型かもしれないと思った。ここでリザを出してくるという事は、裏がマンダに強くないポケモン、つまりカグヤか、皮をはがしたくないミミのどっちかだと思った。マンダは大事にしようと思ってミミに下げ、電磁波を入れる。相手の裏がミミッキュだった時に少し面倒くさいのでミミを残してマンムーバックし、リザを処理。裏からカグヤが出てきたので、ミミで呪いを入れてマンダで身代わりして勝ちだと思った。氷柱を選んだところ5発当てて、関係ないやろ~と思っていたが、相手はボディパージ。礫+影で処理できたが、ここでもし5発当たっていなかった場合、カグヤのエアスラでミミがひるんでしまったら負けだったので終始運に助けられた。

 

 

7戦目
VSキョンさんf:id:yanko-poke:20190925183330p:plainf:id:yanko-poke:20190925183338p:plain f:id:yanko-poke:20190925183345p:plain f:id:yanko-poke:20190925183354p:plain f:id:yanko-poke:20190925183400p:plain f:id:yanko-poke:20190925183407p:plain

選出f:id:yanko-poke:20190925183440p:plain f:id:yanko-poke:20190925183456p:plain f:id:yanko-poke:20190925183500p:plainVSf:id:yanko-poke:20190925183519p:plainf:id:yanko-poke:20190925183524p:plain f:id:yanko-poke:20190925183530p:plain

勝敗

 予選最終戦。この段階で、4勝以上がティラミスぽけさんしかおらず、ここで勝てれば予選抜け確定、負ければ他の対戦次第だがここで直対負けてしまう以上予選抜けは厳しそうという状況。気を引き締めていった。

 予選突破時にコケコライチュウ+カバドリを使っており、その時にフーディンがかなり刺さっていたことからいかにこのポケモンを通すかを考えていた。ドリュウズに身代わりがある事、マンダが腕白だという事に注意した。見せ合い段階で、何をしてくるかわからないエムリット及びカプ・ブルルがいたことからフーディンの選出を控えた。ブルルが重いのでマンダ確定、相手のマンダ対策にマンムーも確定。もしライチュウが来た時に厄介なのでガルドも出す。初手ドリュウズでアイへゲーをされるのが嫌だったのでマンダから入った。

 初手にエムリットが来たため、もしかして砂を撒いてくるやつかなと思ったらその通りにしてきた。ガルドバックしシャドボも選択したがステロまで撒かれてしまった。エムリットを処理して裏からドリュウズの登場。ブレード状態のガルド-ドリュ対面で強気に剣舞を押されたのち、身代わりを押される。こちらは何とか択を先延ばしにしつつ砂ターンを枯らすために、キンシからのマンダバックをしたが、かなり後手後手。身代わりの残ったドリュウズとマンダの対面ができる。ここでマンダが落とされても負けだしガルドが落とされても負け。さすがに次は強気に動けないだろうと思い、ガルドバックしてハガネZを透かした。キンシでターンを枯らしつつ、影うちで身代わりを割って砂の終わった状態でマンダ-ドリュ対面ができる。ここで択が発生する。

 相手の裏は見えていないが、マンダと予想。また、見えているマンダガルドでは相手の舞マンダがきついので相手もこちらの裏はマンムーだと決め打ちしていると思っていた。この対面での選択は素直に大文字でドリュウズを落としに行く、あるいはマンダ引き読みのハイパーボイス。もし大文字が決まった場合、裏のマンダはハイボ+礫で処理できるため勝ち確定。一方で、大文字読みでマンダに引かれた場合、大文字+ハイパーボイスも大文字+氷の礫も相手のマンダは耐えてくるため、マンダをハイパーボイスで切らざるを得ないが、そうするとラストマンムードリュウズの対面ができて、ステロでタスキも潰れることから、上からアイへを押されて負けが確定してしまう。つまり、マンダ引きを読むならばハイボを押さなければならない。長考の末、ハイボを選択するも居座られる。「これは負けかも…」と思っていたが、奇跡的にマンダがHP4残してくれたため、再び同じ択を迫れたが、最悪もう1発ハイボさえ入れられれば確実にマンムーの礫でドリュを処理できるようになり、ラストのマンダマンムー対面で氷柱を3発以上当てれば勝ちの盤面になるため、甘えてハイボを選択。またしても居座られてしまった。礫でドリュを処理しラス1は予想通りボーマンダ。祈る思いで氷柱針を選択したら、何とか3発当ててくれてギリギリ礫で落とせて勝ち。危なっかしすぎる試合だった。

 感想戦をしたところ、「あそこでマンダバック選択はない」と断言されてしまい、こちらの深読みだったのかもと反省。そもそも相手はマンムーがドリュの上をとっていると思っていたらしく、うまくかみ合わなかった。相手と自分との認識の差を埋められずに、結局1/3で負けという展開になってしまったため、要反省かもしれない。

 

 だが、勝ちは勝ちであり、この結果5-2のグループ2位で決勝トナメに進むことができた。とても気が楽になった。

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結果は2位通過だが、私が勝利した3-4の5名にもし一人にでも負けていたら、直対結果で落ちていたので危なかった。

 

決勝トーナメントの対戦

ウィナーズトーナメント初戦
VSくりぷとんさんf:id:yanko-poke:20190926123421p:plainf:id:yanko-poke:20190926123436p:plainf:id:yanko-poke:20190926123445p:plain f:id:yanko-poke:20190926123452p:plain f:id:yanko-poke:20190926123502p:plain f:id:yanko-poke:20190926123508p:plain

選出 f:id:yanko-poke:20190926220949p:plain f:id:yanko-poke:20190926221037p:plain f:id:yanko-poke:20190926123547p:plainVSf:id:yanko-poke:20190926123607p:plain f:id:yanko-poke:20190926123614p:plain f:id:yanko-poke:20190926123637p:plain

勝敗

 決勝トーナメント初戦の相手はくりぷとんさん。ラスチャレの時のランドカビ+クチートの構築だと、クチートにビビってフーディンは出せないため、マンダを出さなければならないが、そうするとカビゴンにぐちゃぐちゃにされる未来が予想できる。そのため、あまり当たりたくなかった相手である。同じ構築を京大カップでも使っていたため、それで来るのだろうなと思っていた。
 しかし、見せ合いにクチートがおらず、フーディンがブッ刺さり。カビゴンをうまく削ってフーディンで3タテするルートを想定した。カビゴンに聖なる剣でうまく削られるギルガルド、木の実を叩き落とせるマリルリを出して、フーディンの補佐をした。試合は想定通りあくびカビゴンに対してガルドで削りを入れる展開。うまくカビゴンの体力を削った後にマリルリを出し、負荷をかけていく。懸念材料が、相手のカミツルギがスカーフでAブッパの際にフーディンが上からリーフブレードを撃たれた場合は乱数で落ちてしまうこと。ガルドを安易に落としてしまわずに立ち回っていた。サイクルが続き、ゲコをマリルリで処理したのちに、あくびの入ったマリルリカビゴンが対面して、カビゴンを大切にしてきた相手はツルギバック。スカーフを叩き落とせ、上からフーディンで制圧できる場を整えられた。フーディンを出してツルギ-フーディン対面。裏にはHP5割ちょいの木の実を持ったカビゴン。ツルギがツッパてくるなら命中安定のめざ炎を撃ちたいが、カビゴンに引いてくるなら無駄に削ってしまうと木の実が発動し負けにもつながるので気合い玉をうちたい場面。もしここで引いてこなくても最悪気合い玉をカミツルギに当てれば良いという判断の元、勇気の気合い玉。カビゴンに引かれ、無事気合い玉を当ててツルギもめざ炎で処理して勝利。かなり怪しい試合だったが、勝てて良かった。ギャラリーもたくさんいたため、緊張した。

 

 

ウィナーズトーナメント2回戦
VS鷺沢有里栖Zさんf:id:yanko-poke:20190926124241p:plainf:id:yanko-poke:20190926124245p:plain f:id:yanko-poke:20190926124433p:plainf:id:yanko-poke:20190926124444p:plainf:id:yanko-poke:20190926124448p:plain f:id:yanko-poke:20190926124454p:plain

選出f:id:yanko-poke:20190926124523p:plain f:id:yanko-poke:20190926124531p:plain f:id:yanko-poke:20190926124535p:plainVSf:id:yanko-poke:20190926124557p:plainf:id:yanko-poke:20190926124604p:plain f:id:yanko-poke:20190926124614p:plain

勝敗×

 これまたラスチャレ進出者。そして、2戦連続ランドカビの使い手。見せ合いの段階でラスチャレの時の構築と全く同じだったため、その時の型を想定して選出と立ち回りを決めていた。先ほどのくりぷとんさん戦と似たような展開になると思ったので、先ほどと同じような選出をしてフーディンで3タテするルートを考えた。先ほどは初手にカミツルギを投げられて後手に回ってしまったため、今回は初手にガルドを置いた。相手のカミツルギがラスチャレの時と同じならば臆病アクZのSがブーストする型なので、それに1番注意した。

 この試合は択が相手と全くかみ合わなかったのに加え、Sブーストするカミツルギに窮屈な立ち回りを強いられてストレートに負け。完敗だった。立ち回りに浅い部分も散見されたが、それ以上に選出がダメだったと反省。ダブルイリミネーション方式なので切り替えて次の試合に臨もうと思った。

 

 

ルーザーズ2回戦
VSみたらしさんf:id:yanko-poke:20190926124733p:plainf:id:yanko-poke:20190926124756p:plainf:id:yanko-poke:20190926124801p:plain f:id:yanko-poke:20190926124814p:plain f:id:yanko-poke:20190926124825p:plain f:id:yanko-poke:20190926124828p:plain

選出f:id:yanko-poke:20190926124857p:plain f:id:yanko-poke:20190926124910p:plain f:id:yanko-poke:20190926124917p:plainVSf:id:yanko-poke:20190926124937p:plainf:id:yanko-poke:20190926124943p:plain f:id:yanko-poke:20190926124948p:plain

勝敗

 配信された対戦。1敗してしまったのでもう負けられない状況。集中し直した。見せ合いで、予選時の構築と全く違ったため焦ったが、構築相性は悪くないと思った。通りの良いフーディンは確定で、ポリ2+ヘラクロスの並びでトリル展開も警戒したため、ターンを枯らせるガルド、ポリ2に毒を入れたりタスキを盾に色々できるマンムーを選出。初手は回復技の無いトリルポリ2読みでマンムーを出した。
 この対戦は立ち回りがかなり怪しい試合だった。相手もこちらの型を一点読みしなかったのか、ガルドにポリ2を後投げしなかったりと、助けられた立ち回りもあった。周りでフーディンの障害を取り除き、ラストポリ2を気合い玉で飛ばして勝ち。ガルドが相手のマリルリの上を取れると思っていたので、最後は少し怪しくなったが、見事一発で気合い玉を当ててくれた。フーディン最強!

 

 

ルーザーズ3回戦
VSこうはさんf:id:yanko-poke:20190926125124p:plain f:id:yanko-poke:20190926125130p:plain f:id:yanko-poke:20190926125149p:plain f:id:yanko-poke:20190926125153p:plain f:id:yanko-poke:20190926125202p:plain f:id:yanko-poke:20190926125225p:plain

選出f:id:yanko-poke:20190926125331p:plain f:id:yanko-poke:20190926125344p:plain f:id:yanko-poke:20190926125348p:plainVSf:id:yanko-poke:20190926125407p:plain f:id:yanko-poke:20190926125414p:plain f:id:yanko-poke:20190926125436p:plain

勝敗

 次の相手は、会うのは初めてだが前期同じ通話窓で仲良くさせてもらったこうは君。見学に来ていた通話窓のメンツもどちらを応援すればよいのか、潰し合いはしてほしくない、と困惑していた。この対戦の前が、こうは君VSティラミスぽけさんで、先述の通りティラミスぽけさんには構築段階でほぼ勝てないため、こうは頑張れ!と心の中で応援していた。構築相性が格段に良いというわけでもないのでこうは君が来ても勝てるわけではないが、ティラミスぽけさんが来ると本当に落ち確を覚悟していたので祈るしかなかった。

 こうは君との試合は、事前考察段階でやることを決めていた。あちらの構築がマンムーがかなり重いため、初手にはマンムーに強いポケモン、つまりカプ・レヒレを置いてくると思ったためそれ読みでマリルリを置く。最悪レヒレが来ずとも、カバかガルドだと思ったので初手マリルリ安定である。相手視点、マンムーを考えるとマンダやルカリオ、レボルトは初手に置きにくいはずである。そして、初手にマリルリとレヒレが対面したら叩き落とすを選択。突っ張ってきたら鬱陶しいスカーフを叩き落とせるし、引くとしたらじゃれが怖いので引き先はガルドだと思ったことから叩き落とすが通るので、はたきを撃つと事前考察で決めていた。

 試合は想定通りに進んだ。読み通り初手にレヒレが来て、ノータイムではたきを押し、スカーフを叩き落とす。フーディンがきつそうだったので絶対来ると思ったガルドを選出されていなかった事が意外だったが、想定通りに試合が進んだ。途中、じゃれが急所に当たったり氷柱がちゃんと3発以上当たったりと、運が向いている場面もあり、最後はマンダをハイボで落として勝ち。想定通りの初手対面を作れたことが一番大きかったかなと思う。

 

 

ルーザーズファイナル
VS鷺沢有里栖Zさんf:id:yanko-poke:20190926125552p:plainf:id:yanko-poke:20190926125556p:plain f:id:yanko-poke:20190926125611p:plainf:id:yanko-poke:20190926125617p:plainf:id:yanko-poke:20190926125624p:plain f:id:yanko-poke:20190926125634p:plain

選出f:id:yanko-poke:20190926125734p:plain f:id:yanko-poke:20190926125759p:plain f:id:yanko-poke:20190926125744p:plainVSf:id:yanko-poke:20190926125825p:plainf:id:yanko-poke:20190926125831p:plainf:id:yanko-poke:20190926125836p:plain

勝敗×

 配信された試合。ポケモンの神に見放された試合。まだ見てないという人は是非アーカイブを見てほしい。再戦で、先ほどはフーディンを出して完敗したことから、マンダを出していくことを決定。ランドカビツルギならカビゴンに毒を入れるか、木の実を叩き落としさえすればマンダで3タテを狙えると思った。ここで一番注意しなければならないのがカビゴン地震しかウェポンがないとはいえ、毒が入らないとマンダでの突破は厳しい。ステロを撒かれ、カビゴンマンムーを合わせて毒を撃つところにツルギバック、それにマンダを合わせて再びカビゴンバック、あくびループしてこちらのマンムーを削り倒す、という展開が嫌だった。こちらがラス1マンダになり、カビゴンとお互いのPPを枯らしあう展開が容易に想像できたため、崩しをマンムーのみに任せるのは不安が残り、マリルリの選出も確定させた。先ほどと同じく初手はランドを出してくると思ったためマンムーを出した。

 試合は、簡単にカビゴンに毒を入れさせてもらい、これはいけるのでは?と思っていた。プレイングも冴えわたり、逆鱗ロックしたオノノクス+ほぼ瀕死のランドにマリルリを出してほぼ詰めたという場面。しかし、最終的に大戦犯マリルリがじゃれ外しからの地震有効急所で突破されて敗北。ポケットモンスターやなぁ…って感じだった。後日この戦いの感想戦をやり取りしたものをポケカレさんから公開されると思うので、参照ください。そちらで詳しくこの試合について語っている。思考の裏側を語り合っており、この試合を見た人なら絶対楽しめる内容になっていると思う。

 

追記:ポケカレさんのインタビュー記事が上がったので貼っておきます!

pokekare.info

 

 ここで負けて私の真皇杯は終わり。このような終わり方で、もちろん悔いがないかと言ったら嘘になりますが、全国各地から勝ち上がり、そこで3位に輝けたのはできすぎた結果です。素直に3位を喜びたいと思います。

 

 余談ではありますが、この大会は予選時の構築が公開され、多くの人があまり構築をいじらずに来ます。そのため、お互いへの型読みが可能です。普段から固定の同じポケモンを使い、レーティングバトルで常に一方的な型読みを受けている僕にとって、型読みを受けることはいつも通りのことで何もディスアドがないです。それに対し、相手の型は普段なら分かりませんがこの大会では一点読みできます。そのアドバンテージがかなり大きかったです。つまり何が言いたいかというと、僕のような固定パ使いにはこの真皇杯本戦がかなり向いていた、という事です。

 

選出率

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www.youtube.com

みたらしさん戦:25:50~

鷺沢有里栖Zさん戦:1:14:40~

 

飲み会

 本戦後は飲み会!同期の97世代のみんなと飲みました。メンバーはスズ、中谷、ヤブ、カズオ、ねむねむ、ちべんで、もともとこの留年組で飲む予定だったらしいのですが、同じ97世代だしせっかくという事で誘ってもらえました。楽しかった!!!!!

 

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おわりに

 ここまで読んでくださってありがとうございます。真皇杯は3位で終わることができました。地区予選の段階では、そこまで本気で勝ちたいとは思っていませんでしたが、本戦に出場できると決まり、この大会を第一に考えて取り組んでいました。その努力が報われて良かったです。飲み会も含め、わざわざ1日のために東京まで赴いた甲斐があった本当に楽しい1日でした。また、私はS17はやるつもりはないので、7世代最後に最高の思い出ができました。

 

SpecialThanks

型と調整がなかなか決まらず、何度もフーディンのレベリングをして銀の王冠もくれたQぽけ
本戦進出者と同じ構築を使い、模擬戦をしてくれたバファリん、中谷、Qぽけ
Twitterで応援してくれたFFのみんな
真皇杯を企画し円滑に進行してくれた運営の皆さん

本当にありがとうございました。

 

 

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