Wanna be the Biggest Dreamer

主にポケモンの構築記事について綴るブログです。メジャーな型より地雷型、王道より邪道、メタられるよりメタる方が好きです。

【バトルオブシンオウ使用構築】ゴリ押しAqours☆HEROES【最高1773最終1752・25位】

目次

はじめに

 

 お久しぶりです。やんこです。この度、TNやんこぽけ で2/23~2/26に開催されたバトルオブシンオウというインターネット大会に参加してきました。対戦してくださった皆さん、対戦ありがとうございました。今回は、バトルオブシンオウに参加した際の使用構築です。

 バトルオブシンオウとは、シンオウ図鑑に登録されたポケモンのみが参加できるという大会で、メガストーン及びZクリスタルが禁止という変則的なルールです。使用できるポケモンに関しましては次項の 経緯 の欄にあるのでそちらをご覧ください。普段のシングルレートとは一味違った特殊な環境であり、事前に実況者さん主催の仲間大会も何度か行われました。

 まず初めに今回のバトルオブシンオウの結果を申し上げますと、
★最高1773最終1752
★34勝11敗 25位
でした。1800にのり、あわよくば優勝することも目指していたのですが、私の実力不足でその目標は達成できませんでした。悔しい限りです。中途半端な成績ではありますが、せっかく参加した記念に記事として残したいと思います。よろしくお願いします。

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 ↑今回の最高レート。戦績は、1日目:9-1、2日目:13-7、3日目:12-3であり、2日目に失速したのが敗因だった。

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↑最終結果。もう少し頑張りたかった。

 

 

以下常体

 

経緯


 まず皆さんに、このルールで使用できるポケモンの一覧を見ていただきたい。(無断転載なので問題があればご指摘ください)

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 一覧を眺めながら自分の構築を練っている際に、このルールではまともな水受けが少ないな、と感じた。そのため、複数の水タイプのポケモンで相手の水受けに負荷をかけて無理やり突破すれば簡単に勝てるだろうと考えたことが、この構築を組んだ発端である。

 まず初めに、このルールでは過去作のポケモンも使用可能だということもあり、私が5世代で愛用していた命の珠自信過剰ギャラドス及び眼鏡水ロトムの2体を軸に据えた。次に、ギャラドスの全抜きをサポートする枠として、タスキステロがむしゃらゴウカザルを採用した。ここまでで重いポリ2や相手の水ポケモンにめっぽう強いオニゴーリガブリアス対策のマリルリ、電気の一貫を切れ、汎用性の高いハバンの実ガブリアスを採用した。

 

使用構築

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個別紹介

 

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オニゴーリ@食べ残し
性格:臆病
特性:ムラっけ
実数値: 177(172)-×-107(52)-101(4)-104(28)-145(252)
技:フリーズドライ/絶対零度/守る/身代わり

 私がレートで使用している個体の流用。事前の仲間大会でのKPからハッサムがかなり多い環境であることが分かっていたのであまり活躍しないだろうと考えていたが、その思惑を超えて大活躍してくれた。今回のオニゴーリは周りで麻痺をまいて起点を作ってから繰り出すエースとしてではなく、相手の水ポケモンやポリゴン2を倒す受けポケモンキラーとしての採用である。そのため、それらの耐久ポケモンに厚くしたい時は相手のパーティにハッサムゴウカザルなどのオニゴーリが苦手な相手が入っていようとも、積極的に選出した。ハッサムに対してはバレパンに合わせて眼鏡ロトムを後投げすることで、眼鏡ドロポンや眼鏡10万で相手に大きな負荷をかけられた。

 

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ゴウカザル@気合いのタスキ
性格:無邪気
特性:猛火
実数値:151(0)-×-92(4)-156(252)-81(0)-176(252)
技:オーバーヒート/がむしゃら/アンコール/ステルスロック

 5世代の時に乱数調整で作ったポケモン1匹目。その時の名残から無邪気で採用しているが、臆病で良い。主に先発に出し、ステロをまいて場を整えるのが仕事。タスキまで削られた後にがむしゃらが成功すれば、十分な役割を果たしたと言える。がむしゃら+ギャラの自信過剰や、がむしゃら+マリルリアクアジェットの相性が非常に良かった。また、後発に置いてタスキを温存しておき、相手のラス1vsこちらHP1のゴウカザル+マリルリとなるように試合を展開して、がむしゃら+アクジェで締める試合も何度かあった。ギャラやマリの積む起点を作ったり相手の補助技を咎めたりできるアンコールも非常に強力な技だった。ウェポンは、がむしゃらがあることから起点にはならないのでオバヒを採用した。草や鋼ポケモンを突破したり相手に大きな負担をかけられたりして強かった。使っていて楽しいポケモンだった。

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ギャラドス@命の珠
性格:意地っ張り
特性:自信過剰
実数値:171(4)-194(252)-99(0)-×-120(0)-133(252)
技:アクアテール/氷の牙/八つ当たり/竜の舞

 5世代の時に乱数調整で作ったポケモンその2。今回の構築の軸であり、全抜きを狙うエースである。タイプ一致で火力の出るアクアテール、ガブや草ポケモンに通る氷の牙、積み技の竜の舞は確定として、ラストの枠はミトムやトドンに圧をかけられる八つ当たりにした。1舞して自信過剰も発動すればこのポケモンで容易に全抜きでき、とても気持ち良かった。ハマったら強いが、一方でポリZやロトム系統に電気技で落とされたり、威嚇がないためガブのハチマキ逆鱗等で落とされたりと、もろい一面も見られた。扱いがとても難しかった。

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ロトム@こだわり眼鏡
性格:臆病
特性:浮遊
実数値:143(140)-×-127(0)-144(148)-127(0)-147(220)
技:ハイドロポンプ/10万ボルト/ボルトチェンジ/めざめるパワー氷

 5世代の時に乱数調整で作ったポケモンその3。この構築で1番強かったポケモンである。ポリ2などの耐久ポケモンにはオニゴーリが刺さるため、トリックは不要だと判断して採用しなかった。めざパ氷を撃つ機会がほぼなかったので、トリトドンに刺さるめざパ草にするのも面白いかもしれない。相手のパーティにハッサムがいたらゴーリ意識のためか必ず選出されたので、先述のようにハッサムのバレパンに合わせて後投げし、負荷をかける動きがとても強かった。ドロポンを外して落とす試合もあったが、そういう技なので仕方ないと割り切った。

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ガブリアス@ハバンの実
性格:陽気
特性:鮫肌
実数値:183(0)-182(252)-116(4)-×-105(0)-169(252)
技:逆鱗/地震/岩石封じ/炎の牙

 今回のバトルオブシンオウの前日に、実況者のあみゅさんが開催してくださった仲間大会に参加した際(結果は9-3 最終1588 24位)、この枠は追い風クロバットだった。追い風でSのサポートを行ってギャラやミトムを上から暴れさせようというのがコンセプトだ。しかし、パーティ全体で電気の一貫があることがかなり辛く、またそもそもS操作が無くてもギャラやミトムが十分活躍できることが仲間大会を通じて分かったので本番ではクロバットの代わりにガブリアスを投入した。ハッサムマリルリ+ロトムギャラドス等の組み合わせが多いと感じたので拘ったガブリアスは扱いづらいと判断し、対ガブリアスに安心できるハバンの実を持たせた。パーティに水ポケモンが3匹いることから氷ポケモンには不利を取りづらいのでヤチェの実にはしなかった。ハバンの実が効果的に発動したのは1度だけだったが、選出段階で相手のガブに強い枠として安心して選出できたので良かったと思う。技構成はこの4つで完結している。岩石封じによるS操作が強かった。

 想像以上に相手パーティにオニゴーリの刺さりが良かったので、ガブリアスに電気球を持たせて、なげつけるを採用するのもアリだと大会中に感じた。

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マリルリ@オボンの実
性格:意地っ張り
特性:力持ち
実数値:184(68)-112(252)-118(140)-×-101(4)-76(44)
技:じゃれつく/アクアジェット/馬鹿力/腹太鼓

 ガブやギャラに対しての安定感を増したかったのでBに多めに割いたマリルリ。ギャラやミトムという強力な水ポケモンがいるためアクアブレイクは採用せず、なんとなく馬鹿力を採用したが叩き落とすで良かったと後悔している。初手から選出し、腹太鼓を積んで相手のパーティを半壊させることもあった。相手のガブリアスが若干きついパーティなので、ロトムと組み合わせて処理することが多かった。無難に強いポケモンだった。

 

おわりに

 ここまで読んでくださってありがとうございます。結果こそ伴いませんでしたが、新しい特殊な環境においてどうやったら勝てるかを必死に考えて構築を練り、そして大会に臨んだことは本当に楽しかったです。今後もこのような面白い企画のインターネット大会があれば是非参加したいと考えています。何か質問等があればTwitterで@yanko_pokeまでお願いします。よかったら是非フォローしてください(^^)