【USM S7 最高2142最終19××】地雷マンマンガルド+害悪ゴーリ 改
目次
はじめに
お久しぶりです。やんこです。TNやんこぽけ でS7のシングルレートに潜っていました。対戦してくださった皆さん、対戦ありがとうございました。今回は、私がS7中盤から終盤にかけて使用したパーティの構築記事です。このパーティは私がS6に使用して、レート2100達成したものを少し修正した構築です。そのため、まず私のS6使用構築の記事を読んでくることをオススメします。下にURLを貼っておいたので、是非読んでみてください。また、S7序盤から中盤にかけては別の構築を使ってレート2000を達成したので、興味がある方はそちらも読んでみてください。サメハダーやフリージオといった面白いポケモンを使っていました。
S6の構築と中身がほとんど同じであるため、個別紹介は軽めにして、運用方法の説明により重きを置いていきたいと思います。よろしくお願いします。
↑私のS6の使用構築。今回S7で使用した構築の基盤となる。
↑2018/1/13 03:30更新時点での順位。今期の最高順位であり、初めての王冠付きでとても嬉しかった。1位の方とレートが同じで勝率が悪かったので2位になったため、実際は1位タイであった。
↑上の2位だった時から1勝して届いた今期の最高レート。PGLの更新を待たずに溶かしてしまったのでこの写真で代用。
以下常体
経緯
今期は本気で勝ちにいこうと思った。シーズン序盤はサメハダーやフリージオなど、レートではあまり見ないポケモンを使って2100を目指すことを目標にしていたが、レートがインフレ気味であり自身の最高レートを大きく更新できると思ったこと、最終30位以内を目指してボスラッシュに出たいと思ったことから、自身が1番強いと思う構築を持ってきた。それが、私のS6使用構築 地雷マンマンガルド+害悪ゴーリ である。S6で使用していて気になった調整や技構成を少し修正して今回のレートシーズン7に臨んだ。
↑私がS7序盤及び中盤で使用した構築。レート2000まではこの構築を使用した。
使用構築
個別紹介
メガフーディン@メガ石
性格:臆病
特性:マジックガード→トレース
実数値:159(228)-×-94(68)-203(60)-126(4)-207(148) ※メガ後の実数値
技:サイコキネシス/エナジーボール/めざめるパワー炎/電磁波
調整意図は、
◯H:16n-1、8n-1の定数ダメージ効率意識
◯B:余り
・ABミミッキュ(A実数値140)のA2↑影うち低乱数1発(6.2%)
◯C: 60振り
・エナボ2発でH252D4残飯レヒレを残飯込み超高乱数で突破(急所非考慮で突破率98.0%)
・エナボ2発で H252D4 スイクンを超高乱数2発(98.8%)
・トレースによる変幻自在補正無しでD4振りゲッコウガをエナボで確定1(こちらのメガフーディンが相手のポケモンを突破して裏からゲッコウガが出された場合、またはゲッコウガが激流であった場合を想定)
◯D: 4振り
・控え目C特化レヒレのドロポンミズZ低乱数1発(6.2%)
・C182非メガのゲンガー(臆病C252振りのタスキゲンガー)のシャドボ確定耐え
◯S:素早さ実数値207、最速135族(メガミミロップ)抜き抜き
前回と調整を変えた。S6でこの構築を使っている中で、初手に出てきやすいカプ・レヒレやスイクン、ゲッコウガを突破したのちに、後続のポケモンに電磁波をまいたり上から負荷を与えたりする動きが単純に強いと感じたため、それを安定して遂行できるための努力値振りに変更した。前回の記事に書いた通り、メガ前のフーディンが砂や宿木の種、ステロ等の定数ダメージを食らうのが嫌だったため、特性はマジックガードを採用した。
アーゴヨン自体がレート環境に現れることはこのポケモンにとってかなりの追い風であった。ビーストブーストしなければメガフーディンはアーゴヨンに対して一方的に強いからだ。めちゃくちゃ速いポケモンは正義だと思った。
このポケモンの強さは、自慢の速さで上から相手のポケモンに圧力をかけていくことができ、突破できそうにない相手には電磁波をまき、オニゴーリの起点を作ることができるということ。どんな相手に対しても最低限の働きをしてくれるのが強かった。
霊獣ボルトロス@カクトウZ
性格:臆病
特性:蓄電
実数値:155(4)-×-90(0)-197(252)-100(0)-168(252)
技:10マンボルト/めざめるパワー氷/気合い玉/悪巧み
今期、1番はじめに2000から2100まで駆け上がった時は、この枠は前回同様陽気ミミッキュだった。だが、ミミッキュの選出率が極端に低く、実質5体で2100達成したようなものだったので、心機一転してミミッキュを外した。オニゴーリが選出できない時のことを考えて、その他のポケモンでは特に厳しいポリゴン2、ヒードラン、カビゴン、アシレーヌ等に強く出れる補完枠として、カクトウZ霊獣ボルトロスを採用した。
受け気味の構築を無理やり崩せるこのポケモンはとても強かった。マンダと弱点がかぶっているのは気になるが、それでも十分な活躍をしてくれた。ミミッキュ等が後出しされるので、Zを切るタイミングはとても重要だった。
オニゴーリ@食べ残し
性格:臆病
特性:ムラっけ
実数値: 177(172)-×-107(52)-101(4)-104(28)-145(252)
技:フリーズドライ/絶対零度/守る/身代わり
みんな嫌いなオニゴーリ。今期を通して私自身もこのポケモンが大嫌いになった。個人的に、麻痺で起点を作った後にエースとなりうるポケモンの中で1番スペックの高いポケモンだと思う。S6の構築から、この枠だけ別のポケモンにしようと思ったこともあったが、オニゴーリに匹敵する活躍を見せられるだろうというポケモンは見つけられなかった。前回の反省にある通り、Sの低い調整に変更しようと考えたこともあったが、構築単位で重く、最近数を増やしたヒードランが最速だった時に勝ち筋が非常に薄くなるので、結局調整は変えなかった。このポケモンは基本的に全抜きを狙うエースとして選出した。初手にゴーリを投げたことは今までで1,2回あるかないかくらいである。
以下三体はS6使用構築と全く個体が同じであるので詳細説明は無しにします。
私の 12月オフ使用構築 でも同じ個体を使用し、使用感やその強さを述べているので、興味のある方は是非そちらを参照してください
メガボーマンダ@メガ石
性格:臆病
特性:威嚇→スカイスキン
実数値:171(4)-×-151(4)-170(236)-112(12)-189(252) ※メガ後の実数値
技:ハイパーボイス/大文字/身代わり/羽休め
ギルガルド@弱点保険
性格:呑気
特性:バトルスイッチ
実数値:167(252)-71(4)-220(236)-72(12)-171(4)-72(0) ※シールドフォルム時の実数値
技:シャドーボール/影うち/キングシールド/聖なる剣
マンムー@気合いのタスキ
性格:陽気
特性:厚い脂肪
実数値:185(0)-182(252)-101(4)-×-80(0)-145(252)
技:つららばり/氷のつぶて/地震/ステルスロック
運用方法
このパーティの、私自身の選出の仕方及び初手の動かし方について書きます。はじめはこのパーティの基本選出について書き連ねようかと思ったのですが、実際の相手のパーティを見て、具体的に選出の仕方やその理由を書く方が皆さんに分かりやすいかと思ったので、そうします。
今回ここに対戦相手としてのせたサンプルパーティは、私が12月に参加したオフ会で実際に対戦していただいたお相手のパーティです。お名前は隠しますが、無断での使用であるため、もし問題があれば連絡ください(Twitterのffさんなので大丈夫だとは思いますが...)。ちなみに、このオフ会で私は別のパーティを使っていたので、この記事を書いている段階で、脳内シミュレーションをして、選出をどうするか考えています。
サンプル相手1
選出:
ルカリオやミミッキュ、キノガッサがいるのでオニゴーリはお留守番確定。初手タスキマンムーの通りがかなり良いように思えるので、初手にはマンムーを選択。次にガッサやミミッキュ、ルカリオに強いギルガルドを選択。ラストは、ステロをまけば両メガを上から縛れ、対応範囲の広いボーマンダを選択する。
このマンマンガルドという選出は、この構築で1番多く行う基本選出である。マンダを初手に置くこともある。
初手は、
ルカリオ→ガルドバック
それ以外→つららばり で対応する。
ちなみにこのお相手は、かの有名なライバロリさんでした。憧れの実況者さんと対戦出来たのに加え、見事勝利できたので本当に嬉しかったです。実際戦った際の選出もマンマンガルドでした。
サンプル相手2
選出:
グロスやガッサ、ミミッキュがいるので今回もオニゴーリはお休み。ミミッキュとグロスがいるのでガルドは確定選出。初手は一定の仕事ができそうなマンムーで良い。ラストはコケコ以外には刺さりのいいマンダで確定。
初手は、
グロス→ガルドバック
コケコ→地震
ランド→ステロ
それ以外→つららばり で対応する。
サンプル相手3
選出:
ステロまいた後のメガフーディンの刺さりがかなり良さそうというのが第一印象。初手にマンムーを置き、裏にフーディンを置くことを決める。この二体ではギャラドスが重いのでラストはギルガルドを選択。音技を所持している可能性があるジャラランガやガモス、吹き飛ばしのあるカバルドンを考えるとオニゴーリは選出できない。
フーディンが通っているが、オニゴーリが刺さっていない時にはこの選出をする。この選出をすることはあまり多くない。
初手は、
ガモス→地震
アーゴヨン、ジャラランガ→つららばり
ギャラドス→ガルドバック
カバ、ジャロ→ステロ で対応する。
サンプル相手4
選出:
オニゴーリの刺さりがそこそこ良いようにも見えるが、それも相手は承知のはず。そのため、ゴーリに重く出るためにバシャミミッキュが選出されると予想できる。そのため、試合ではオニゴーリが若干腐ってしまうだろうと考えられるのでオニゴーリはお留守番。ミミッキュとバシャに厚く出るため、マンダガルドの選出は確定。ラストはレボルトに強いマンムーを選択。対応の効きやすいマンムーを初手に置く。
初手は、
バシャ→マンダバック
テテフ、スイクン→地震
それ以外→つららばり で対応する。
サンプル相手5
選出:
ハッサムがいるのでオニゴーリはお留守番確定。ぱっと見、フーディンの通りがかなり良いように見える。 ゲッコウガやアーゴヨンを上からワンキルできるフーディンを初手に置く。次に、ガブとサンダーに強いマンムーを選択。ラストはフーディンが削れた場合にハッサムがキツイのでガルドを選択。
初手は、
ルガルガン、ゲッコウガ→エナボ
ハッサム→めざ炎
アーゴヨン、ガブリアス→サイキネ
サンプル相手6
選出:
ほろゲン以外はオニゴーリで嵌めていけそうなのでオニゴーリを選出する。フーディンの刺さりも結構良いので、初手にフーディンを置いて荒らしていく。ラストは、刺さりがかなり良く、全抜きも狙えそうなレボルトを選択。
初手は、
ゲンガー、ランドロス→サイキネ
レヒレ→エナボ
それ以外→電磁波 で対応する。
サンプルパーティ7
選出:
オニゴーリを阻害できる駒が、呪いミミッキュか吹き飛ばしカバルドンしかおらず、それらのポケモンもゴーリの扱いさえ気を付ければどうとでもなるので、オニゴーリで嵌めていく。初手は一定の仕事ができるフーディンを選択。ラストは、相手のミミッキュとラティアス、カミツルギを意識して、ガルドを選択。
オニゴーリを選出する際の基本選出。ミミッキュ等のオニゴーリがそこまで得意としない物理ポケモンに厚く出たい時にガルドをラスト枠として選出する。
初手の対応は、
カバ、ゲッコウガ→エナボ
カミツルギ→めざ炎
リザ、ラティアス→電磁波
ミミッキュ→ガルドバック で対応する。
このお相手はあの有名なJPNさんでした。VirginCupの決勝トナメ1回戦で対戦しました。試合では、マンムーサメガルドと選出しましたが、惜しくも敗戦し、ベスト24という結果に終わりました。悔しかったです。
ここまでで紹介した選出に加え、受けループに対する選出を最後に書く(オフでは受けループに当たらなかったため)。基本的にマンダを初手に置き、裏にガルドとゴーリ、またはガルドとレボルトを置く。HB弱保ガルドと特殊マンダが受けループにぶっ刺さるので基本的に勝てる。
また、ヒードランやポリ2を厚く見て、マンムーorガルド+レボルト+メガ枠と選出したことも少なくはなかった。
体感での各ポケモンの選出率ランキングは、
1位 2位 3位
4位 5位 6位
である。
おわりに
ここまで読んでいただいてありがとうございました。構築自体には特に目立って新しいものを取り入れませんでしたが、自身の最高レートを大きく更新でき、終盤1,2週間前には1ページ目をずっとキープでき、上位に食い込めたのは非常に嬉しかったです。一方で、その勢いを最後まで維持できなかったのは私の弱さの現れだと思います。今期はレート2150を達成することと、最終30位に入ってボスラッシュにでることを目標にしていましたが、どちらも達成することはできませんでした。悔しく、そして不甲斐ないです。この悔しさをばねにして、以後は最終においても1ページ目を維持できるような真の強者になりたいです
また、S7において、たくさんの方に私のS6の構築のQRパーティを使用していただきました。ありがとうございます。私の動かし方を書いてみたので是非参考にしてみてください。今回使用した構築のQRパーティも公開しましたので、ぜひ使ってみてください。下にURLを貼っておきました。
質問等がある方は、Twitterで、@yanko_poke までお願いします。よかったらフォローしてください(^^)