Wanna be the Biggest Dreamer

主にポケモンの構築記事について綴るブログです。メジャーな型より地雷型、王道より邪道、メタられるよりメタる方が好きです。

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自己紹介

やんこと申します。5世代からポケモンのレートをしています。最高レートは、ORAS:2002, SM:2104(S6), USM:2142(S7)。このブログでは主にポケモンのシングルレートの構築記事について綴ります。メジャーな型よりも地雷型のポケモンの方が好きです。

 

Twitter: やんこぽけ (@yanko_poke) | Twitter

 

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戦績・構築記事

最高レート

S6 2104
S7 2142
S8 2109
S9 2132
S10 2131
S11 2112
S12 2031
S13 2017
S14 2108
S15 ちんこ
S16 2086

 

SM

S2 

★第2回ファクトリーオフシングル大会 予選2-6 予選落ち

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S6 最高最終2104

【SM S6最高最終2104】地雷マンマンガルド+害悪ゴーリ

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USM

S7 最高2142最終1936

★第17回カンポケオフ 予選 5-3 予選落ち
★第2回サブローカップ 予選 個人3-1、チーム1-3 予選落ち、 サブイベント 個人3-1、チーム3-1 全体2位
★第2回Virgin cup 予選スイスドロー6-2(予選12位通過) 決勝トナメ1落ち ベスト24

【12月オフ使用構築】地雷マンマンガルド+サメと雪の結晶【S7中盤2000達成・瞬間最高順位4位】

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 【USM S7 最高2142最終19××】地雷マンマンガルド+害悪ゴーリ 改

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S8 最高最終2109 (2ロム2100達成)

★第1回ガチンコバトルオフ 予選4-4 予選落ち

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【USM S8 最高最終2109】NEOやんこパ【2ロム2100達成】

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S9 最高2132最終2113

★第3回はまるオフ 予選 6-2 ブロック2位通過 決勝トナメ1落ち ベスト16

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★ウルトラファクトリーオフ ガチレンタル大会 予選9-2 ブロック1位通過 決勝トナメ1落ち ベスト32 

Pokémon Global Link ファクトリーオフレンタル大会 No.29(by afouさん)

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★ミニ京大カップ突発カミツルギ杯 優勝!!!!

★第三回サブローカップ 個人4勝1引き分け0敗(規定の30分を超過したため引き分けとなった)チーム2-3予選落ち

 【USM S9 最高2132最終2113】異端児PSYCHIC FIRE

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S10 最高最終2131/最終13位

★第4回真皇杯 関西地区①予選 予選4-3予選落ち

【USM S10 最高最終2131/最終13位】Neo地雷マンマンガルド+害悪ゴーリ

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S11 最高最終2112/最終32位

★第6回突発rebo杯(229人規模 シングル6350 トナメ式) 優勝!!!!

★Radical Football Banquet 予選3-2 予選落ち

★第四回サブローカップ 個人1-4 チーム1-4 キンタマーズ予選落ち

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★第19回カンポケオフ 予選4-4 予選落ち

S11 結果報告 

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S12 最高2031最終2000

★第1回 Generation Cup 97世代予選ベスト4 決勝トナメ個人2-1 全体3位!!!!

★第2回ガチンコバトルオフ 予選4-4 予選落ち

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S12 結果報告 反省

 

S13 最高2017

★第41回京大カップ優勝!!!!

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【USM S13使用構築】純正マンマンガルド【京大カップ優勝】

 

S14 最高最終2108

★第5回突発やんこぽけ杯(107人規模) ベスト4

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【USM S14 最高最終2108】宇宙最強テテフーディン~はじめてのCharizard~

 

S15

★BattleFrontier2nd 予選5-3 第48位 予選落ち

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S15

 

S16 最高2086

★第5回真皇杯関西予選② 予選7-3 決勝トナメベスト4進出!!!!!

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【USM S16 最高2086】 結論フーディンゴーリマンマンガルドミミッキュ

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 真皇杯本戦
★ウラウラブロック予選5-2 2位通過
決勝トナメ 全体3位!!!!!!!!!!

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真皇杯3位への軌跡①

真皇杯3位への軌跡②

 

 

特殊ルール

バトルオブシンオウ【バトルオブシンオウ使用構築】ゴリ押しAqours☆HEROES【最高1773最終1752・25位】

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ネジキカップ ネジキカップ振り返り【祝3勝!!】

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単体考察/軸考察

f:id:yanko-poke:20180315144950p:plain  【単体考察】弱点保険呑気ギルガルド 

 

f:id:yanko-poke:20180324013043p:plain 【単体考察】害悪ゴーリ~オニゴーリ使いの思考~

 

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f:id:yanko-poke:20190412180838p:plain【単体考察】フルアタHCSメガフーディン

 

 

個人的見解

択ゲーについて

 

択ゲーについて その2

 

突発大会結果まとめ

突発やんこぽけ杯 まとめ

 

 

 

 

 

7世代振り返り

もうすぐ剣盾も発売されるので、節目として自身の7世代の思い出を振り返り。

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↑サムネ用

S1
受験のためやってなかった。が、息抜きとしてよくポケモン実況を見ていた。発売当初はニコニコのランキングに入るものは大体見ていたし、ライバロリさんの動画は毎日追っていた。リア友の菊一文字さんがバロリさんの動画に出ていたことを誰よりも早く見つけて本人に報告したりもしていた。今から思えば、あまり褒められた勉強態度ではなかったと思うが、ポケモン実況は良い息抜きであったとも思うし今でもすごく好きなコンテンツ。一方、その際に動画でよく聞いて印象的だったvsバトルレジェンド は今聞いても受験を思い出し胸が苦しくなる。


S2&S3
受験が終わりSMを買った。ネットの合格発表で受かっていたのを確認したと同時に古本市場に走った。先述の菊一文字さんに、ファクトリーオフ一緒にいかない?と誘われて快諾。ポケモン実況がすごく好きだったのでファクトリーオフ楽しそうだな、と以前から思っていたので誘ってもらえてありがたかった。もしあの時誘われてなかったらツイッターのポケ垢すらつくっていなかったと思うし、こんなにポケモンやってなかったと思う。

菊一文字さんと同じシングル対戦参加にしたため、ファクトリーオフに向けて構築を組み、レートに励んでいた。構築は、自身が6世代に初2000を達成した6体をもとに、自分の好きな6体を突っ込んだもの。今思えばかなりぐちゃぐちゃな構築だが、この頃は最強だと思っていた。ちなみにこの頃から舞わないマンダを愛用していた。1900にはスッと行けたが、それ以上はなかなか遠かった。

ファクトリーオフ当日は感動の連続だった。ポケモン好きな人がたくさんいたし、憧れのポケモン実況者の人が目の前にいる。当時はFF50人とかで知り合いも全くおらず、オフでの立ち振る舞いも分からなかったが、それまでになかった経験ができた。結果は2-8で散々だったが、楽しかったので良き。余談だが、この時の同じブロックにはひよさんやバファリんさん、NACKさんがいたりして、今思えばかなりのデスブロックだったと思う。

 

S4&S5
あまりポケモンをしていなかった。オフにも参加していなかったし、レートもあまりしていなかった。息抜き程度に色々なQRパを使って遊んでいた。バロキッズなのでルカリオ入りを好んで使っていた。


S6 最高最終2104 

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自身の転機になったシーズン。シーズン序盤に、結果を残したQRパを適当に漁って潜っていたところ、Daiさんの構築で1900まで容易く達成することができた。ここまで手に馴染んで扱いやすい構築に初めて会えたのでこの構築をもとに自身の構築を組んだ。それが今や私を象徴する6体、フーディンゴーリマンマンガルドミミである。7世代初の2000のみにとどまらず、自身初の2100も達成できた。本当に嬉しかった。はじめて構築記事を書き、徐々にフォロワーが増えていった。


S7 最高2142

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ファクトリーオフのリベンジで再びオフに出ることを決意。それに伴い、ゴーリがいるとやはり心象が悪いと思ったので、前期の構築をベースに強かったマンマンガルドは固定として残りの3匹を新しく組んだ。結果的にサメハダーフリージオといった変わったポケモンを使っていたが、使っていて楽しかった。まだまだ無名だったが、菊一文字さんがオフによく参加していてその知り合いの方々によく仲良くしてもらえた。キクイチの友達、としてたくさんの人に仲良くしてもらえたお陰ですんなりオフに溶け込めたので感謝しかない。

オフでの成績はそこまで振るわなかったが、年末にはこの6体で2000達成できた。その後、S6と同じ構築でレートに臨んだところすんなり2100にのれ、中盤には1ページ目をキープしていた。この時は本当に負ける気がしなかったし、2150や2200も夢じゃないと思っていた。結果、最終1週間前にもかかわらず2142から潜り、溶かして撤退。この時のトラウマから、最終を強く意識するようになった。


S8 最高最終2108

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S7の反省を生かして、2ロム体制でレートに潜ることを決意。最終2100を目標とした。新しい構築で2100行きたいと考えていたので色々試したが、うまくいかなかったため結局いつもの構築を使った。また、呑気ギルガルドの単体考察記事を書いたことも相まってか、徐々にフォロワーが増えていった。

チキンレースの結果、最終日に無事2ロム2100を達成できた。しかし、結局そこから1勝もできずじまい。だが、それでも2100達成出来て満足だった。やはりこの6体じゃないとダメなのだなと思った。

また、このシーズンにリア友にアイコンとヘッダーをお願いして描いてもらった。本当にかわいいし今でもこの絵が大好きだし感謝しかない。


S9 最高2132最終2113

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1番試行錯誤したシーズン。フーディンの性能に注目してテテフーディンを組むことを決意。いろいろな構築を参考にしたり、自分なりに考え抜いたりしたことで、満足いく構築を組めた。最高2132と、インフレしたシーズンの割には大人しい結果だが、2100達成に加えてそこから2勝できてそこそこ満足だった。はじめてゴーリ抜きで結果を残せた点もよかった。

また、最終日に当たった夢咲楓さんとの試合が動画化され、少しだけ有名になれた。ポケモン実況者キッズなので動画化してもらえたことがとても嬉しく、今でもこの動画を見返したりする。

ありがたい事にこのシーズンにフォロワー1000人を達成出来て、その記念に突発大会も開いた。また、アイコンを描いてもらった友達にサプライズで絵が貰えて本当に嬉しかった。

そして、1年越しにファクトリーオフに参加した。QRレンタル大会に参加した。事前に、並びだけ見て選んだQRパで対戦するという特殊ルールだった。めちゃくちゃ弱いQRを引いてしまったが、何とかブロック1位通過を果たせて嬉しかった。このオフは本当に規模が大きく、ツイッターのFFの人もたくさんいたし、その場で仲良くなれた人も多かったしで、めちゃくちゃ楽しかった。

 

S10 最高最終2131/最終13位

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最終順位が1番良かったシーズン。並びがいつもの6体であるし中身もほとんど同じだが、マンムーに毒を採用したりフーディンの調整をいじったりした少しの改変が上手く刺さった。あと1勝したら1ページ目入れていたかもしれないし、自身の最高レートも更新できたかもしれないので少し悔いが残る。この辺りから型一点読みが特に激しくなってきて、ガルドにポリ2を後投げする立ち回りが散見されて苦しかった。

この辺りから、自分以外にも特殊マンダ+呑気ガルドのマンマンガルドに注目してマンマンガルド軸で結果を残してくれる人がちょくちょく現れたはず。自分が強いと思った軸をほかの人に認めてもらえたのは嬉しかったし、それで初2100取ってくれた人も何人かいたので、その報告を聞くたびに本当に嬉しかった。

 
S11 最高最終2112

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最終日まで2100はおろか2000にもかすりもしなかった非常に苦しかったシーズン。考察を怠り、S10のまま臨んだことが良くなかった。最終日にギリギリで2100に滑り込め、2100連続記録を維持することができた。

また、序盤に開かれた突発rebo杯で優勝できたのもいい経験になった。


S12
DSが壊れて今まで大事にしていた連続2100記録が途切れてどうでもよくなった。


S13 最高2017

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少しの間ポケモンから離れていたが、京大カップを機に少し復帰。新しくマリルリを入れた構築を組み、なんと京大カップ優勝までできてしまった。中盤に2ロム2000を達成し、かなりの好感触があったが、結局そこから勝てず。もう少し時間をかけて潜ればよかったと反省。


S14 最高最終2108

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春休みかつ3か月ある長いシーズンという事もあり、新しい構築で結果を残すことを決意。TNで型1点読みされることを嫌って隠しロムまで作って潜っていたシーズン。見事テテフーディン+リザードンというかなりカッコいい並びで2100を達成できた。2シーズンぶりに2100乗れたので、達成出来た瞬間涙が出そうになった。本ロムではいつもの並びで潜っていたが、最高2050止まりのかなり渋い結果に。今シーズンは2150いってやるぞと意気込んでいたが、本ロムで2100かすりもしなかったこと、そしてサブの構築でも潜るにつれて構築の穴がどんどん見えてきて自信がなくなったことから保存。今考えれば、この判断には少し疑問が残る。


S15
テストや実習ばかりで忙しく、潜る時間も考察する時間も全然なかったシーズン。S6より続いていた連続の2000すらも途切れてしまったが、悔しい気持ちも何もなかった。

 

S16 最高2086

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一番悔しかったシーズン。しっかり時間をかけて考察し、潜る時間も確保したのに2100達成できなかったのは実力不足を感じざるをえなかった。

ずっと同じ構築を2年間使い続けてきたが、毎回新しい発見があったり、改善案を思い付いて試したりと、とても楽しかった。

 

真皇杯本戦

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シングルバトルのオフの中で最も大きい全国規模の真皇杯に、関西代表として参戦した。S16で悔しい結果に終わったことから、その悔しさをぶつける思いで臨んでいた。事前考察や立ち回りの考察も非常に力を入れていた。結果は予選5-2の2位通過で、ルーザーズファイナルで負けて3位という結果。日本3位という満足すぎる結果に終われた。最後は運に見放されたが、努力が報われて本当に嬉しかった。

 

 

 S6から2100にのりはじめて、通算7回のシーズンで2100にのれたのはまずまずの成績だと思うが、最高が2142とパッとしないのが反省点。最終2100を意識しすぎてチキンになりすぎたという感想。勇気を振り絞って前に進まなければ、その先にあるものにはたどり着けないのだと再認識。


ポケ垢を作って2年、ゴーリという嫌われるポケモンを愛用しているのにもかかわらず、本当に多くの方々と仲良くしてもらえて嬉しかったです。ありがとうございました。8世代はやるつもりないですが、またどこかで会いましょう👋

真皇杯3位への軌跡②

 

はじめに

 やんこです。前回(真皇杯3位への軌跡① )に引き続き真皇杯本戦のオフレポです。よろしくお願いします。

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予選ブロックの対戦

1戦目
VSティラミスぽけさんf:id:yanko-poke:20190925180558p:plain f:id:yanko-poke:20190925180608p:plain f:id:yanko-poke:20190925180616p:plain f:id:yanko-poke:20190925180633p:plain f:id:yanko-poke:20190925180642p:plain f:id:yanko-poke:20190925180649p:plain

選出 f:id:yanko-poke:20190925180729p:plain f:id:yanko-poke:20190925180734p:plain f:id:yanko-poke:20190925180739p:plainVSf:id:yanko-poke:20190925180821p:plain f:id:yanko-poke:20190925180828p:plain f:id:yanko-poke:20190925180835p:plain

勝敗×

 本戦進出者の中で1番当たりたくなかった相手。ゴーリがいない以上、ラッキーカグヤのサイクルを崩せない。事前考察の段階で、カグヤラッキーミミゲンから3匹選出されると予想したが、正直この対戦は捨てていた。カグヤが削られてしまうとマンムーがキツくなることからマンダを切り、また刺さっていないことからゴツメカバを切った。そうするとこちらのミミッキュ+マンムーが厳しそうだったので選出をカグヤミミゲンと予想。この選出はレートでもよくされる。

 こちらの選出は初手ミミッキュの裏マンダガルド。ミミゲンに強いミミッキュ、カグヤに勝てるマンダ、そしてミミゲンに影うちをいれられ、ラッキーが来た際に詰まないようにガルドを選出。ラッキーを選出されないことを祈るしかなかった。

 結果はラッキーカグヤマンダと出され、圧倒的にサイクル負けして敗北。微塵も勝てる気がしなかったため完敗。この試合ほどオニゴーリを恋しく思った試合はない。

 

 

2戦目
VSすいろさんf:id:yanko-poke:20190925181000p:plainf:id:yanko-poke:20190925181116p:plainf:id:yanko-poke:20190925181121p:plain f:id:yanko-poke:20190925181134p:plain f:id:yanko-poke:20190925181141p:plainf:id:yanko-poke:20190925181234p:plain

選出 f:id:yanko-poke:20190925181308p:plain f:id:yanko-poke:20190925181313p:plain f:id:yanko-poke:20190925181318p:plain VSf:id:yanko-poke:20190925181338p:plain f:id:yanko-poke:20190925181343p:plain f:id:yanko-poke:20190925181352p:plain

勝敗

 予選時の構築が、本選進出者の中ではそこそこきつい相手だったが、プレイング次第で全然勝てると思っていたためそれほど嫌でもなかった。また、すいろさんの予選突破時の構築を使ってもらってバファリんさんと模擬戦もしていたため、試合展開をイメージしやすかった。ここで負けると一気に予選落ちが見えるので気を引き締めてった。

 見せ合いに段階で、クチートギャラガルドコケコが予選時と同じく採用されていたため、予選時と同じ型を想定して選出と立ち回りを決めた。特筆すべきが、コケコに草結びがある事とクチートがアイへ型でマンダに勝てない事、ガルドが呑気弱保な事、そしてギャラが混乱実でマンダに打点がないこと。こちらはコケコが重いが、あちらはマンダが重い。この2匹をお互いがいかに通していくかという試合になると思った。マンムーのタスキを温存しつつコケコに繰り出すことを意識した。

 選出は事前考察通り初手ガルドで荒らしつつ、裏に刺さっているマンムーとマンダを置いた。試合はめちゃくちゃ想定通りに動いた。場に出てきたガルドに対してマンダを繰り出すと、コケコバックして文字で削る、そしてマンムーを削らせないためにガルドバックしてフェアリー技が飛んでくる…。体力管理のできないコケコをマンダガルドのサイクルで削り切り、最終的に、マンダでギャラとガルドを倒して勝ち。ガルドやコケコに対する大文字が外れていたら負けていたため、マンダは良く当ててくれた。1勝できて気持ちが楽になった。

 

 

3戦目
VSめいろさんf:id:yanko-poke:20190925181534p:plain f:id:yanko-poke:20190925181541p:plain f:id:yanko-poke:20190925181559p:plain f:id:yanko-poke:20190925181611p:plain f:id:yanko-poke:20190925181619p:plain f:id:yanko-poke:20190925181632p:plain

選出 f:id:yanko-poke:20190925181709p:plain f:id:yanko-poke:20190925181719p:plain f:id:yanko-poke:20190925181722p:plainVSf:id:yanko-poke:20190925181745p:plain f:id:yanko-poke:20190925181753p:plain f:id:yanko-poke:20190925181759p:plain

勝敗

 予選時の構築がきつく、この人がいたからどうしてもマリルリを抜けなかったと言っても過言ではないという相手。予選時の構築ならば、マリルリがいれば負けることはほぼほぼないと思っていた。見せ合いで、リザグロスに変わっていて少し焦った。何よりガッサがいたことから、マリルリはお留守番になり、プランを崩した。予選で陽気リザXとASゴーストZミミッキュを使っていたので、それを第一に想定して立ち回った。選出は初手に大きな出し負けの無いマンムーを置き、裏にリザミミに強いミミ+マンダを置いた。グロスを読むならガルドを出したいのだが、リザが来ると予想した。最悪マンダの文字等で処理できることからグロス対策は薄めにした。

 結論から言うと、この試合はめちゃくちゃ相手に助けられた試合だった。もしめいろさんが事前の準備を完璧にし、こちらの型を一点読みしてきたならば、勝つのは難しかっただろう。

 まず、初手でガッサマンムー対面ができ、こちらは氷柱を選択。相手はマッパを撃ってきたが氷柱が2発しか当たらずお互い生存。次のターン礫を選択するが、ガッサに上からマッパを撃たれてマンムーが落ちる。もし初手で意地っ張りマンムーを一点読みして胞子なりタネガンなりを選ばれていたら無償でマンムーが落とされていた可能性が高く、負け濃厚であったであろう。裏からミミッキュを出し、ガッサ処理。相手もミミッキュを出してきた。こちらは対ミミッキュ性能の高い陽気のゴZミミ。きちんと相手のミミッキュを処理し、ラストリザが登場。影うちで4割ほど削られていたが、ニトチャは耐える体力があったので、電磁波さえ入れられればマンダで勝ちだと思った。相手は剣舞を選択し、きちんと電磁波を当てて呪いも入れ、マンダで詰めて勝利。感想戦では、電磁波ミミッキュを一切考慮していなかったようで、本当に相手に助けられたと思った。もしガッサ突破時にリザから入られた場合、少ない試行回数での麻痺バグを期待しなければ勝ちは薄かっただろうし、本当に危なかった。

 

 

4戦目
VSリホウさんf:id:yanko-poke:20190925182008p:plainf:id:yanko-poke:20190925182012p:plain f:id:yanko-poke:20190925182019p:plain f:id:yanko-poke:20190925182028p:plain f:id:yanko-poke:20190925182035p:plain f:id:yanko-poke:20190925182040p:plain

選出f:id:yanko-poke:20190925182123p:plain f:id:yanko-poke:20190925182127p:plain f:id:yanko-poke:20190925182135p:plainVSf:id:yanko-poke:20190925182154p:plain f:id:yanko-poke:20190925182159p:plainf:id:yanko-poke:20190925182205p:plain

勝敗

 予選時の構築が、フーディンがめちゃくちゃ刺さっていたので同じ構築で来るなら、フーディンを大事にしつつカグヤを削れば勝てるかなと思っていた。実際に予選時と全く同じ構築できたため、その時の型と同じものを想定して立ち回った。選出は、フーディンを確定としてあとはカグヤに削りを入れられて刺さりも悪くないマリルリギルガルド

 フシギバナはこちらの両メガに圧倒的に弱いため、レートでの経験則的にも来ないと思っていたのだが、選出されて少し焦った。フシギバナの回復にうまくフーディンを合わせて無償降臨させ、カグヤバックを読んでめざ炎を選択。予選時と同じならHBカグヤのため、残飯込みでもめざ炎3発で処理できる。途中バンギバックされて気合い玉を当てないと負けという盤面にもなったが、無事当ててくれて、ビーストブーストでCの上がったフーディンが止まらずに3タテ。先ほどのマンダと言い、よく技を当ててくれて助かった(フラグ)。

 

 

5戦目
VSすとれさんf:id:yanko-poke:20190925182428p:plainf:id:yanko-poke:20190925182433p:plainf:id:yanko-poke:20190925182439p:plain f:id:yanko-poke:20190925182445p:plain f:id:yanko-poke:20190925182451p:plain f:id:yanko-poke:20190925182458p:plain
選出f:id:yanko-poke:20190925182533p:plain f:id:yanko-poke:20190925182616p:plain f:id:yanko-poke:20190925182625p:plainVSf:id:yanko-poke:20190925182647p:plainf:id:yanko-poke:20190925182655p:plainf:id:yanko-poke:20190925182702p:plain

勝敗×

 偽装ペリラグの人。今年のGWにあったBattleFrontierというオフ会でもすとれさんと当たり、その際も偽装ペリラグの構築を使っており、また予選突破時も偽装ペリラグを使っていたため、本戦でもそれで来ると思った。ちなみにBattleFrontierでは敗北していたため、リベンジマッチである。また、いつもペリラグ+メガハッサムを好んで使っていたため、その並びを考えるとどうしても考察段階でフーディンのめざ炎は抜けなかった。

 ラグ+ハッサムの並びに強いフーディンは確定。この2匹は選出されると思った。@1にはカグヤかペリかコケコの全員があり得ると思い、カグヤかペリならメガマンダが刺さるが、コケコならメガフーディンで暴れられる。フーディンが過労死することを嫌い、メガ同時選出をした。この選出は2年間同じような構築を使ってきて数回しかしたことがない選出で、うまく機能するか不安だったので前日に中谷くんに予選時と同じ構築を使ってもらって模擬戦をした。

 初手はラグが嫌だったのでフーディンから。ハッサムと対面し、このハッサムのメガ前特性がライトメタルのためテクニシャンをトレースできず、またHDに厚めに振っていることからめざ炎を少し余裕をもって耐えることを知っていたため、ガルドバック。相手はメガ無しとんぼ。ここでメガしてこなかったことから、相手も2メガ選出をしているのではないかという考えが頭にチラついてしまった。とんぼからラグが出てきたため、あくび読みでいったんシャドボ。あくびだったので次のターンにフーディンバック。次もあくびでフーディンの眠気が誘われる。相手の裏がバシャやペリ、カグヤの場合、ここでメガ無しエナボでステロを撒かせないままラグを突破し裏のマンダをメガシンカさせることでハッサム+@1の並びを崩す事ができる。が、問題なのはコケコの場合。瞑想を積まれるとガルド+特殊マンダを崩されかねない。予選時にフェアリーZコケコを使っていたので、同じ場合はガルドでもなんとかなると思ったので、メガ無しエナボを選択。こちらの構築がマンダ非選出の場合ハッサムがめちゃくちゃ重くなることも相手視点分かっているはずで、ここでフーディンを眠らせる選択は取らないと思うはずなので、ここでラグがバックするという選択はないと思って強気にエナボを押してラグを突破。ここでハッサムが来て積んでくると思ったが、コケコの登場。瞑想を積まれ、少し怪しい状況。仕方なくフーディンメガシンカさせる。ここで起きてくれれば1瞑想後でもサイキネ+ガルドのシャドボ+影うちで処理可能なのでハッサムをマンダの大文字で倒して勝ち。起きることを祈るが、最速起きはせず、10万で殴られる。ここで耐えてくれたおかげで、最長眠りさえ引かなければ、次起きて先ほどと同じルートで勝ち。しかし、フーディンは最長眠りを引いて落とされる。体力満タンの1瞑想積みコケコVSガルド+特殊マンダの最悪の構図ができる。ガルドが10万を耐えるも、急所も引けずそのまま押し切られ負け。後からこの試合を後ろで見ていた中谷に言われて気づいたが、2連キンシでエレキフィールドを枯らして10万を耐えるようにしたほうが良かったと反省。だが、そこ以外の立ち回りは大きくは悪くなかったと思っているので、あそこで最長眠りを引いてしまったことが非常に悔やまれる。2敗してしまったが、残り全勝すれば文句なく抜けられそうだったので、気持ちを切り替えて次の戦いに臨んだ。

 

 

6戦目
VSさいの目さんf:id:yanko-poke:20190925182835p:plainf:id:yanko-poke:20190925182847p:plainf:id:yanko-poke:20190925182856p:plain f:id:yanko-poke:20190925182908p:plain f:id:yanko-poke:20190925182912p:plain f:id:yanko-poke:20190925182918p:plain

選出f:id:yanko-poke:20190925183007p:plain f:id:yanko-poke:20190925183012p:plain f:id:yanko-poke:20190925183020p:plainVSf:id:yanko-poke:20190925183035p:plainf:id:yanko-poke:20190925183043p:plain f:id:yanko-poke:20190925183047p:plain

勝敗

 この試合はめちゃくちゃ運が良くて神に感謝した試合。見せ合いの段階で、予選の構築とまるっきり変わっていたのに加え、選出択になりそうな構築だったので焦ったが、落ち着いて考えた。リザカグヤなので、リザが鬼羽の型で、カグヤは残飯か半分実、他は割と何でもあり得る型かなと思った。初手マリルリがかなり刺さっていたが、鬼羽リザを読んでいたので、機能停止にされるのを嫌い初手マンダ。裏にリザミミゲンに強いミミッキュ、@1にはカビに毒を盛れるマンムーを選択。

 初手はランドとマンダが対面。威嚇の順番からスカーフではないことが分かったので、タスキと判断。ハイボで削りを入れる。ここでがんぷうを選ばれるが、技が外れ無償突破。ステロも撒かせなかったのでこの外しはめちゃくちゃ大きかった。裏からリザが出てくる。ここで鬼羽型と読んでいたが、特殊マンダに対して出されたことから、普通の剣舞型かもしれないと思った。ここでリザを出してくるという事は、裏がマンダに強くないポケモン、つまりカグヤか、皮をはがしたくないミミのどっちかだと思った。マンダは大事にしようと思ってミミに下げ、電磁波を入れる。相手の裏がミミッキュだった時に少し面倒くさいのでミミを残してマンムーバックし、リザを処理。裏からカグヤが出てきたので、ミミで呪いを入れてマンダで身代わりして勝ちだと思った。氷柱を選んだところ5発当てて、関係ないやろ~と思っていたが、相手はボディパージ。礫+影で処理できたが、ここでもし5発当たっていなかった場合、カグヤのエアスラでミミがひるんでしまったら負けだったので終始運に助けられた。

 

 

7戦目
VSキョンさんf:id:yanko-poke:20190925183330p:plainf:id:yanko-poke:20190925183338p:plain f:id:yanko-poke:20190925183345p:plain f:id:yanko-poke:20190925183354p:plain f:id:yanko-poke:20190925183400p:plain f:id:yanko-poke:20190925183407p:plain

選出f:id:yanko-poke:20190925183440p:plain f:id:yanko-poke:20190925183456p:plain f:id:yanko-poke:20190925183500p:plainVSf:id:yanko-poke:20190925183519p:plainf:id:yanko-poke:20190925183524p:plain f:id:yanko-poke:20190925183530p:plain

勝敗

 予選最終戦。この段階で、4勝以上がティラミスぽけさんしかおらず、ここで勝てれば予選抜け確定、負ければ他の対戦次第だがここで直対負けてしまう以上予選抜けは厳しそうという状況。気を引き締めていった。

 予選突破時にコケコライチュウ+カバドリを使っており、その時にフーディンがかなり刺さっていたことからいかにこのポケモンを通すかを考えていた。ドリュウズに身代わりがある事、マンダが腕白だという事に注意した。見せ合い段階で、何をしてくるかわからないエムリット及びカプ・ブルルがいたことからフーディンの選出を控えた。ブルルが重いのでマンダ確定、相手のマンダ対策にマンムーも確定。もしライチュウが来た時に厄介なのでガルドも出す。初手ドリュウズでアイへゲーをされるのが嫌だったのでマンダから入った。

 初手にエムリットが来たため、もしかして砂を撒いてくるやつかなと思ったらその通りにしてきた。ガルドバックしシャドボも選択したがステロまで撒かれてしまった。エムリットを処理して裏からドリュウズの登場。ブレード状態のガルド-ドリュ対面で強気に剣舞を押されたのち、身代わりを押される。こちらは何とか択を先延ばしにしつつ砂ターンを枯らすために、キンシからのマンダバックをしたが、かなり後手後手。身代わりの残ったドリュウズとマンダの対面ができる。ここでマンダが落とされても負けだしガルドが落とされても負け。さすがに次は強気に動けないだろうと思い、ガルドバックしてハガネZを透かした。キンシでターンを枯らしつつ、影うちで身代わりを割って砂の終わった状態でマンダ-ドリュ対面ができる。ここで択が発生する。

 相手の裏は見えていないが、マンダと予想。また、見えているマンダガルドでは相手の舞マンダがきついので相手もこちらの裏はマンムーだと決め打ちしていると思っていた。この対面での選択は素直に大文字でドリュウズを落としに行く、あるいはマンダ引き読みのハイパーボイス。もし大文字が決まった場合、裏のマンダはハイボ+礫で処理できるため勝ち確定。一方で、大文字読みでマンダに引かれた場合、大文字+ハイパーボイスも大文字+氷の礫も相手のマンダは耐えてくるため、マンダをハイパーボイスで切らざるを得ないが、そうするとラストマンムードリュウズの対面ができて、ステロでタスキも潰れることから、上からアイへを押されて負けが確定してしまう。つまり、マンダ引きを読むならばハイボを押さなければならない。長考の末、ハイボを選択するも居座られる。「これは負けかも…」と思っていたが、奇跡的にマンダがHP4残してくれたため、再び同じ択を迫れたが、最悪もう1発ハイボさえ入れられれば確実にマンムーの礫でドリュを処理できるようになり、ラストのマンダマンムー対面で氷柱を3発以上当てれば勝ちの盤面になるため、甘えてハイボを選択。またしても居座られてしまった。礫でドリュを処理しラス1は予想通りボーマンダ。祈る思いで氷柱針を選択したら、何とか3発当ててくれてギリギリ礫で落とせて勝ち。危なっかしすぎる試合だった。

 感想戦をしたところ、「あそこでマンダバック選択はない」と断言されてしまい、こちらの深読みだったのかもと反省。そもそも相手はマンムーがドリュの上をとっていると思っていたらしく、うまくかみ合わなかった。相手と自分との認識の差を埋められずに、結局1/3で負けという展開になってしまったため、要反省かもしれない。

 

 だが、勝ちは勝ちであり、この結果5-2のグループ2位で決勝トナメに進むことができた。とても気が楽になった。

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結果は2位通過だが、私が勝利した3-4の5名にもし一人にでも負けていたら、直対結果で落ちていたので危なかった。

 

決勝トーナメントの対戦

ウィナーズトーナメント初戦
VSくりぷとんさんf:id:yanko-poke:20190926123421p:plainf:id:yanko-poke:20190926123436p:plainf:id:yanko-poke:20190926123445p:plain f:id:yanko-poke:20190926123452p:plain f:id:yanko-poke:20190926123502p:plain f:id:yanko-poke:20190926123508p:plain

選出 f:id:yanko-poke:20190926220949p:plain f:id:yanko-poke:20190926221037p:plain f:id:yanko-poke:20190926123547p:plainVSf:id:yanko-poke:20190926123607p:plain f:id:yanko-poke:20190926123614p:plain f:id:yanko-poke:20190926123637p:plain

勝敗

 決勝トーナメント初戦の相手はくりぷとんさん。ラスチャレの時のランドカビ+クチートの構築だと、クチートにビビってフーディンは出せないため、マンダを出さなければならないが、そうするとカビゴンにぐちゃぐちゃにされる未来が予想できる。そのため、あまり当たりたくなかった相手である。同じ構築を京大カップでも使っていたため、それで来るのだろうなと思っていた。
 しかし、見せ合いにクチートがおらず、フーディンがブッ刺さり。カビゴンをうまく削ってフーディンで3タテするルートを想定した。カビゴンに聖なる剣でうまく削られるギルガルド、木の実を叩き落とせるマリルリを出して、フーディンの補佐をした。試合は想定通りあくびカビゴンに対してガルドで削りを入れる展開。うまくカビゴンの体力を削った後にマリルリを出し、負荷をかけていく。懸念材料が、相手のカミツルギがスカーフでAブッパの際にフーディンが上からリーフブレードを撃たれた場合は乱数で落ちてしまうこと。ガルドを安易に落としてしまわずに立ち回っていた。サイクルが続き、ゲコをマリルリで処理したのちに、あくびの入ったマリルリカビゴンが対面して、カビゴンを大切にしてきた相手はツルギバック。スカーフを叩き落とせ、上からフーディンで制圧できる場を整えられた。フーディンを出してツルギ-フーディン対面。裏にはHP5割ちょいの木の実を持ったカビゴン。ツルギがツッパてくるなら命中安定のめざ炎を撃ちたいが、カビゴンに引いてくるなら無駄に削ってしまうと木の実が発動し負けにもつながるので気合い玉をうちたい場面。もしここで引いてこなくても最悪気合い玉をカミツルギに当てれば良いという判断の元、勇気の気合い玉。カビゴンに引かれ、無事気合い玉を当ててツルギもめざ炎で処理して勝利。かなり怪しい試合だったが、勝てて良かった。ギャラリーもたくさんいたため、緊張した。

 

 

ウィナーズトーナメント2回戦
VS鷺沢有里栖Zさんf:id:yanko-poke:20190926124241p:plainf:id:yanko-poke:20190926124245p:plain f:id:yanko-poke:20190926124433p:plainf:id:yanko-poke:20190926124444p:plainf:id:yanko-poke:20190926124448p:plain f:id:yanko-poke:20190926124454p:plain

選出f:id:yanko-poke:20190926124523p:plain f:id:yanko-poke:20190926124531p:plain f:id:yanko-poke:20190926124535p:plainVSf:id:yanko-poke:20190926124557p:plainf:id:yanko-poke:20190926124604p:plain f:id:yanko-poke:20190926124614p:plain

勝敗×

 これまたラスチャレ進出者。そして、2戦連続ランドカビの使い手。見せ合いの段階でラスチャレの時の構築と全く同じだったため、その時の型を想定して選出と立ち回りを決めていた。先ほどのくりぷとんさん戦と似たような展開になると思ったので、先ほどと同じような選出をしてフーディンで3タテするルートを考えた。先ほどは初手にカミツルギを投げられて後手に回ってしまったため、今回は初手にガルドを置いた。相手のカミツルギがラスチャレの時と同じならば臆病アクZのSがブーストする型なので、それに1番注意した。

 この試合は択が相手と全くかみ合わなかったのに加え、Sブーストするカミツルギに窮屈な立ち回りを強いられてストレートに負け。完敗だった。立ち回りに浅い部分も散見されたが、それ以上に選出がダメだったと反省。ダブルイリミネーション方式なので切り替えて次の試合に臨もうと思った。

 

 

ルーザーズ2回戦
VSみたらしさんf:id:yanko-poke:20190926124733p:plainf:id:yanko-poke:20190926124756p:plainf:id:yanko-poke:20190926124801p:plain f:id:yanko-poke:20190926124814p:plain f:id:yanko-poke:20190926124825p:plain f:id:yanko-poke:20190926124828p:plain

選出f:id:yanko-poke:20190926124857p:plain f:id:yanko-poke:20190926124910p:plain f:id:yanko-poke:20190926124917p:plainVSf:id:yanko-poke:20190926124937p:plainf:id:yanko-poke:20190926124943p:plain f:id:yanko-poke:20190926124948p:plain

勝敗

 配信された対戦。1敗してしまったのでもう負けられない状況。集中し直した。見せ合いで、予選時の構築と全く違ったため焦ったが、構築相性は悪くないと思った。通りの良いフーディンは確定で、ポリ2+ヘラクロスの並びでトリル展開も警戒したため、ターンを枯らせるガルド、ポリ2に毒を入れたりタスキを盾に色々できるマンムーを選出。初手は回復技の無いトリルポリ2読みでマンムーを出した。
 この対戦は立ち回りがかなり怪しい試合だった。相手もこちらの型を一点読みしなかったのか、ガルドにポリ2を後投げしなかったりと、助けられた立ち回りもあった。周りでフーディンの障害を取り除き、ラストポリ2を気合い玉で飛ばして勝ち。ガルドが相手のマリルリの上を取れると思っていたので、最後は少し怪しくなったが、見事一発で気合い玉を当ててくれた。フーディン最強!

 

 

ルーザーズ3回戦
VSこうはさんf:id:yanko-poke:20190926125124p:plain f:id:yanko-poke:20190926125130p:plain f:id:yanko-poke:20190926125149p:plain f:id:yanko-poke:20190926125153p:plain f:id:yanko-poke:20190926125202p:plain f:id:yanko-poke:20190926125225p:plain

選出f:id:yanko-poke:20190926125331p:plain f:id:yanko-poke:20190926125344p:plain f:id:yanko-poke:20190926125348p:plainVSf:id:yanko-poke:20190926125407p:plain f:id:yanko-poke:20190926125414p:plain f:id:yanko-poke:20190926125436p:plain

勝敗

 次の相手は、会うのは初めてだが前期同じ通話窓で仲良くさせてもらったこうは君。見学に来ていた通話窓のメンツもどちらを応援すればよいのか、潰し合いはしてほしくない、と困惑していた。この対戦の前が、こうは君VSティラミスぽけさんで、先述の通りティラミスぽけさんには構築段階でほぼ勝てないため、こうは頑張れ!と心の中で応援していた。構築相性が格段に良いというわけでもないのでこうは君が来ても勝てるわけではないが、ティラミスぽけさんが来ると本当に落ち確を覚悟していたので祈るしかなかった。

 こうは君との試合は、事前考察段階でやることを決めていた。あちらの構築がマンムーがかなり重いため、初手にはマンムーに強いポケモン、つまりカプ・レヒレを置いてくると思ったためそれ読みでマリルリを置く。最悪レヒレが来ずとも、カバかガルドだと思ったので初手マリルリ安定である。相手視点、マンムーを考えるとマンダやルカリオ、レボルトは初手に置きにくいはずである。そして、初手にマリルリとレヒレが対面したら叩き落とすを選択。突っ張ってきたら鬱陶しいスカーフを叩き落とせるし、引くとしたらじゃれが怖いので引き先はガルドだと思ったことから叩き落とすが通るので、はたきを撃つと事前考察で決めていた。

 試合は想定通りに進んだ。読み通り初手にレヒレが来て、ノータイムではたきを押し、スカーフを叩き落とす。フーディンがきつそうだったので絶対来ると思ったガルドを選出されていなかった事が意外だったが、想定通りに試合が進んだ。途中、じゃれが急所に当たったり氷柱がちゃんと3発以上当たったりと、運が向いている場面もあり、最後はマンダをハイボで落として勝ち。想定通りの初手対面を作れたことが一番大きかったかなと思う。

 

 

ルーザーズファイナル
VS鷺沢有里栖Zさんf:id:yanko-poke:20190926125552p:plainf:id:yanko-poke:20190926125556p:plain f:id:yanko-poke:20190926125611p:plainf:id:yanko-poke:20190926125617p:plainf:id:yanko-poke:20190926125624p:plain f:id:yanko-poke:20190926125634p:plain

選出f:id:yanko-poke:20190926125734p:plain f:id:yanko-poke:20190926125759p:plain f:id:yanko-poke:20190926125744p:plainVSf:id:yanko-poke:20190926125825p:plainf:id:yanko-poke:20190926125831p:plainf:id:yanko-poke:20190926125836p:plain

勝敗×

 配信された試合。ポケモンの神に見放された試合。まだ見てないという人は是非アーカイブを見てほしい。再戦で、先ほどはフーディンを出して完敗したことから、マンダを出していくことを決定。ランドカビツルギならカビゴンに毒を入れるか、木の実を叩き落としさえすればマンダで3タテを狙えると思った。ここで一番注意しなければならないのがカビゴン地震しかウェポンがないとはいえ、毒が入らないとマンダでの突破は厳しい。ステロを撒かれ、カビゴンマンムーを合わせて毒を撃つところにツルギバック、それにマンダを合わせて再びカビゴンバック、あくびループしてこちらのマンムーを削り倒す、という展開が嫌だった。こちらがラス1マンダになり、カビゴンとお互いのPPを枯らしあう展開が容易に想像できたため、崩しをマンムーのみに任せるのは不安が残り、マリルリの選出も確定させた。先ほどと同じく初手はランドを出してくると思ったためマンムーを出した。

 試合は、簡単にカビゴンに毒を入れさせてもらい、これはいけるのでは?と思っていた。プレイングも冴えわたり、逆鱗ロックしたオノノクス+ほぼ瀕死のランドにマリルリを出してほぼ詰めたという場面。しかし、最終的に大戦犯マリルリがじゃれ外しからの地震有効急所で突破されて敗北。ポケットモンスターやなぁ…って感じだった。後日この戦いの感想戦をやり取りしたものをポケカレさんから公開されると思うので、参照ください。そちらで詳しくこの試合について語っている。思考の裏側を語り合っており、この試合を見た人なら絶対楽しめる内容になっていると思う。

 

追記:ポケカレさんのインタビュー記事が上がったので貼っておきます!

pokekare.info

 

 ここで負けて私の真皇杯は終わり。このような終わり方で、もちろん悔いがないかと言ったら嘘になりますが、全国各地から勝ち上がり、そこで3位に輝けたのはできすぎた結果です。素直に3位を喜びたいと思います。

 

 余談ではありますが、この大会は予選時の構築が公開され、多くの人があまり構築をいじらずに来ます。そのため、お互いへの型読みが可能です。普段から固定の同じポケモンを使い、レーティングバトルで常に一方的な型読みを受けている僕にとって、型読みを受けることはいつも通りのことで何もディスアドがないです。それに対し、相手の型は普段なら分かりませんがこの大会では一点読みできます。そのアドバンテージがかなり大きかったです。つまり何が言いたいかというと、僕のような固定パ使いにはこの真皇杯本戦がかなり向いていた、という事です。

 

選出率

f:id:yanko-poke:20190926143555p:plain 8/12

f:id:yanko-poke:20190926143559p:plain 8/12

f:id:yanko-poke:20190926143642p:plain 8/12

f:id:yanko-poke:20190926143611p:plain 5/12

f:id:yanko-poke:20190926143621p:plain 4/12

f:id:yanko-poke:20190926143630p:plain 3/12

 

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www.youtube.com

みたらしさん戦:25:50~

鷺沢有里栖Zさん戦:1:14:40~

 

飲み会

 本戦後は飲み会!同期の97世代のみんなと飲みました。メンバーはスズ、中谷、ヤブ、カズオ、ねむねむ、ちべんで、もともとこの留年組で飲む予定だったらしいのですが、同じ97世代だしせっかくという事で誘ってもらえました。楽しかった!!!!!

 

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おわりに

 ここまで読んでくださってありがとうございます。真皇杯は3位で終わることができました。地区予選の段階では、そこまで本気で勝ちたいとは思っていませんでしたが、本戦に出場できると決まり、この大会を第一に考えて取り組んでいました。その努力が報われて良かったです。飲み会も含め、わざわざ1日のために東京まで赴いた甲斐があった本当に楽しい1日でした。また、私はS17はやるつもりはないので、7世代最後に最高の思い出ができました。

 

SpecialThanks

型と調整がなかなか決まらず、何度もフーディンのレベリングをして銀の王冠もくれたQぽけ
本戦進出者と同じ構築を使い、模擬戦をしてくれたバファリん、中谷、Qぽけ
Twitterで応援してくれたFFのみんな
真皇杯を企画し円滑に進行してくれた運営の皆さん

本当にありがとうございました。

 

 

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真皇杯3位への軌跡①

はじめに

 お久しぶりです。やんこです。この度、第5回真皇杯の本戦進出し、そこで見事3位入賞できたので記念に記事を書きたいと思います。よろしくお願いします。

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以下常体

 

事前考察

 HPで本選進出者の名前を見ていたところ、レーティングバトルでの実績ならば自分は十分負けないものを持っていると感じたため、「シングルレートと同じように立ち回る」ことを意識しようと思った。今回の真皇杯とレーティングバトルとの大きな違いは2つあると思っていて、1つは「対戦相手が事前に決められた31人の誰かという事」で、もう1つは「ダメ計アプリを使えない事」。この2つによる差をできるだけ無くしていこうと努めた。

 「対戦相手が事前に決められた31人の誰かという事」より、対戦相手となり得る31人のよく使うポケモンや型を覚えて対応することは不可欠だと思い、真皇杯HPに上げられた予選時の構築をノートに書き、型を覚える事及び同じ構築で来た時の自分の選出と試合展開のシミュレーションを行った。時に1人でのシミュレーション難しいときは、仲良くさせてもらっている人たちに声をかけて同じ構築を組んでもらい模擬戦をしてもらった。

 「ダメ計アプリを使えない事」より、使い慣れたポケモンを採用することが求められると思った。新しいポケモンを使ってもダメ感が分からずに択を択とすら理解できないまま負けてしまうといったことを嫌った。また、予選突破時の相手の構築に対して、必要そうな部分は事前にダメ計を回した。

 

構築経緯

 先述の「ダメ計アプリを使えない事」により使い慣れたポケモンを採用する事を決めたため、マンマンガルドミミフーディンは確定で型も調整も使い慣れたもので挑もうと決めた。@1を色々考えたが、その没案を紹介する。

 

f:id:yanko-poke:20190924150307p:plain:@1として1番長く使ってきたポケモン。だが、オフライン対戦である以上受け構築が少なく、またダメ計を使えないため毎ターン能力変化を起こすこのポケモンは扱いづらいと判断。加えてこの大事な場で運要素を強くしたくはなかった。

 f:id:yanko-poke:20190924150328p:plain :並びがきれいという理由でテテフーディン。本戦の4日前に行われた京大カップではスカーフテテフを使い、予選5-2の好成績を残せたが、テテフ自体がうまく機能しているとは感じられなかったので結局解雇した。チョッキテテフも試したが、ダメ感もなかったのであまりうまく扱えなかった。

 f:id:yanko-poke:20190924150358p:plain :フーディンを出すとどうしても重くなるギルガルドを狩る身代わり悪巧み型。電磁波ミミッキュとも相性がいいと思った。しかし、Sが中途半端であるのに加え、想像以上に柔らかくて扱いづらかった。

f:id:yanko-poke:20190924150424p:plain(混乱実持ち):本選進出者にギルガルド、特にHBガルドが多く、マリルリ対面でチョッキ一点読みのキンシにより不利に展開になることを嫌った型。身代わり、アクジェ、じゃれ、はたきを採用。初手ガルドに合わせ、キンシ読みで身代わりを置いてイージーを取ろうという魂胆。しかし、計算してみるとブレード状態の呑気ガルドを叩きで落とせないのに加え、チョッキを持たずに水打点もなくなったことから、進出者に多いコケコやリザyを結局みられなくなってしまったので没。


 1周回って予選突破時に使ったチョッキマリルリが1番良いという結論に至った。

 

使用構築

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個別紹介

f:id:yanko-poke:20190924150728g:plain


メガボーマンダ@メガ石
性格:臆病
特性:威嚇→スカイスキン
実数値:171(4)-×-151(4)-170(236)-112(12)-189(252) ※メガ後の実数値
技:ハイパーボイス/大文字/身代わり/羽休め

f:id:yanko-poke:20190924150843g:plain

マンムー@気合いのタスキ
性格:意地っ張り
特性:厚い脂肪
実数値:185(0)-200(252)-101(4)-×-80(0)-132(252)
技:つららばり/氷のつぶて/地震/毒々

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ギルガルド@弱点保険
性格:呑気
特性:バトルスイッチ
実数値:167(252)-71(4)-220(236)-72(12)-171(4)-72(0) ※シールドフォルム時の実数値
技:シャドーボール/影うち/キングシールド/聖なる剣

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メガフーディン@メガ石
性格:臆病
特性:マジックガード→トレース
実数値:159(228)-×-86(4)-210(116)-126(4)-209(156) ※メガ後の実数値
技:サイコキネシス/エナジーボール/気合い玉/めざめるパワー炎

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マリルリ@突撃チョッキ
性格:意地っ張り
特性:力持ち
実数値:205(236)-112(252)-101(4)-×-102(12)-71(4)
技:アクアブレイク/アクアジェット/じゃれつく/叩き落とす

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ミミッキュ@ゴーストZ
性格:陽気
特性:化けの皮
実数値:159(228)-117(52)-104(28)-×-127(12)-154(188)
技:シャドークロー/影うち/呪い/電磁波

 

 結局予選と同じ並びであるのに加え、中身もほとんどいじっていない。変更点は、ミミッキュの痛み分けを影うちに戻したこと、そしてフーディンの特性をマジックガードに変更したこと。

 受けの崩し及び場持ちをよくする痛み分けよりも、相手のミミッキュやゲンガーに強くなる影うちの方が絶対に刺さると思って変更した。また、フーディンの精神力はミミロップメタであるのだが、本戦進出者にロップ使いが1人もいなかったことからマジックガードにした。Sを130族抜きまでにとどめようとも考えたが、スカーフレヒレやテクスチャーポリZを使っている人もいたため、それ意識で調整はいじらなかった。

 最速ガッサやミラーを考えて、最後までマンムーの性格を意地っ張りにするか陽気にするか迷っていたが、自分の身に染みたダメ感を優先して意地っ張りを選んだ。

 また、予選突破時にS72の呑気ガルドを使っている人が多く、完全なミラーをしてしまった時に立ち回りに困ると思ったことから、S実数値を1落とすまたは1上げる事を考えたが、結局どっちの方が良いのか分からなくなってしまったのでこのままにした。

 

本戦前日

 前日の午前に予定があったため、その日の夜行バスで東京に行くようチケットを取った。午前中に予定を済ましたのち、神社に必勝祈願をしに行った。「八大神社」という、かつて宮本武蔵が吉岡一門と決闘する前に参拝したとされる神社に行った。勝負運のご利益を授けてもらうため、絵馬も書いて祈願した。
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 午後には事前考察を進めつつ、ラスチャレの配信を見ていた。ラスチャレからの本戦進出者のうち3/4人がきつい並びだったため、当たりたくないな、と思った。その後、どうしても気になる部分があったため、仲いい人達を募って模擬戦もしてもらった。多少の不安は残ったが、最後は6匹を信じて東京へと向かった。

 

本戦当日

 7時頃に池袋に着いた。受付まで時間があったので、ロッテリアでコーヒーを飲みつつラスチャレ進出者に対する事前考察を進めていた。本戦との時間差が全くない分、ラスチャレ進出者は特に同じ構築で来ると思ったため、型の記憶や選出予想に力を入れた。多少の仮眠も取ったのち、時間になったので本戦の会場へと向かった。

 かつてよく関東のオフ会に参加していたため、そこでできた知り合いも多く、気さくに話しかけてくれて緊張で固くなることもなかった。会場で顔見知りの方々に頑張ってください!と激励の言葉を数々頂いて嬉しい限りでした。ありがとうございます。パーティ記入シートに間違いがないよう記入し、主催の挨拶が終わって前に出て意気込みを話したのち、運命のグループ分け。自分がくじを引く段階で、メレメレブロックに考察時の構築がきつい人が多かったので、そこ以外を引きたいと祈っていた。結果はウラウラブロック。私の他には、ティラミスぽけさん、リホウさん、すいろさん、キョンさん、めいろさん、すとれさん、さいの目さんがいた。1番嫌なブロックは免れたが、もちろん全員が各地の予選を勝ち抜いた実力者のため、気を抜かずに引き締めて対戦に臨んだ。

 

 

>>②へ続く

【USM S16 最高2086】 結論フーディンゴーリマンマンガルドミミッキュ

はじめに

 お久しぶりです。やんこです。皆さんS16お疲れさまでした。今期はTNやんこぽけ/Hello,workerで潜っていました。まずはじめに、対戦してくださった皆さん対戦ありがとうございました。

今期の成績は、

★TNやんこぽけ 最高2086最終2019
★TN Hello,worker  最高2034最終190x

でした。中盤に2ロム2000乗せられたところまでは良かったのですが、最後の最後に勝ち切れなくて非常に悔しい思いです。最終日には結局1ロム特攻し、ずっと2020~2080あたりをウロウロしていました。大きく溶けることはなかったので構築も立ち回りもそこまで悪くはないと思っているのですが、上振れ切れずに非常に悔しいです。

今回はS16に使用した構築についての記事ですが、並びがいつものものと同じであるのに加え、中身もさほど変わらないです。約2年間同じ並びを使い続けて、これがベストだと言える型をここに紹介し、またS6から今までの軌跡や変更の長所や短所も記していこうと思います。よろしくお願いします。

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↑今期の最高レート



以下常体

 

使用構築

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個別紹介

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メガフーディン@メガ石
性格:臆病
特性:精神力→トレース
実数値:159(228)-×-86(4)-210(116)-126(4)-209(156) ※メガ後の実数値
技:サイコキネシス/エナジーボール/気合い玉/電磁波

調整意図は、
◯H:16n-1、8n-1の定数ダメージ効率意識
◯B:余り
・変幻自在した無補正252振りのゲッコウガの抜群とんぼ返り最高乱数切って耐え(乱数6.2%)
◯C: 116振り
・エナボ2発でH252D4残飯レヒレを残飯込み確定で突破
・トレースによる変幻自在補正無しでD4振りゲッコウガをエナボで確定1(こちらのメガフーディンが相手のポケモンを突破して裏からゲッコウガが出された場合、またはゲッコウガが激流であった場合を想定)
・C>S調整により、ビーストブーストトレース時にCが上昇
◯D: 4振り
・控え目C特化レヒレのドロポンミズZ低乱数1発(6.2%)
・C182非メガのゲンガー(臆病C252振りのタスキゲンガー)のシャドボ確定耐え
◯S:素早さ実数値209、準速スカーフロトム抜き抜き

 

 今期は今までめざ炎にしていた枠を電磁波に戻し、本来のフーディンゴーリとしてのフーディンの役割を強めた。めざ炎を切ったことで、ハッサム入りやナットレイ入りの相手をしにくくなったが、ハッサム入りが全体的に数を減らしていると思ったこと、またナットレイに対しても気合い玉を当てれば問題ないことを考慮して、電磁波に戻した。フーディンゴーリの選出で嵌め性能を高められるのはもちろんの事、スカーフテテフやマンダ等に電磁波を撒くことで、裏のマンムーのタスキを温存しつつ突破できる手段となるので相性がいい。

 構築上でのこの枠は、ゴーリの相方であるのに加え、マンマンガルドのキツイ相手をする枠でもある。そのため、メガミミロップを抜ける臆病は確定で、タイプ一致のサイキネ、そしてカプ・レヒレアシレーヌスイクンといった耐久水ポケモンに通るエナジーボールまでは今までずっと確定で入れてきた。S6~S8では、残り2枠にめざ炎と電磁波を採用し、調整もHBベースにしてハッサムを強く意識した型を使用していた。S10で、型読みもぼちぼち行われてめざ炎が通りにくくなってきたので、ヒードランやノーマルポケモンに通る気合い玉に変更した。加えて、調整もHBである意義をあまり感じなくなったので自分で調整を考えてHCSベースにした。気合い玉の採用は大いに正解で、またこの調整をベースに改良したものを今でも愛用しているのでS10の考察は大きく今に繋がっている。S12では、オニゴーリの選出が低く電磁波を撃つ機会がかなり少ないことを考慮して、思い切って電磁波を切ってめざ炎を採用した。フルアタにして単体性能も高まった。最終的に電磁波に回帰したが、このポケモンは試行錯誤の賜物である。それ故、愛着もかなりあるポケモンでもある。

 

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オニゴーリ@食べ残し
性格:臆病
特性:ムラっけ
実数値: 177(172)-×-102(12)-101(4)-114(108)-139(212)
技:フリーズドライ/絶対零度/守る/身代わり

 今期はこのポケモンの選出率を意識的に上げた。この枠は崩しで、あまり選出しない事が多く、かつてはほぼ見せポケと化していて選出の余地にも入らなかった。このポケモンを使いこなせるか否かがこの構築を真にうまく扱えるかに大きく影響を与えると思ったので、今期は積極的に出していった。この構築でこのポケモンを使う上では、相手のポケモンの型読みが重要である。この構築はクレセがおらず、サイクル寄りの構築でもないので、相手のゲンガーが滅びを持っているかやミミッキュが呪いを持っているかという事を知っているかどうかは戦況を大きく左右する。また、人読みのためかオニゴーリを舐めた選出をしてくる人も少なくはないことも念頭に置いて選出を考えていた。今までリザ軸やクチート軸にゴーリを投げることはほぼなかったが、今期は構築相性が不利なのだからゴーリを出して五分ほどの運勝負をするのも悪くはないという考えの元選出を考えていた。

 このポケモンの調整は、かつて知り合いの方のオススメをそのまま採用した形だが、ムラっけという特性上、毎ターン能力変化を起こすので調整自体がそこまで大きな意味を成すことはあまりなかった。2年ほどこのポケモンを使っているが、能力変化の伴ったこのポケモンのダメ感が私には一切ないので選出した際は今でも毎試合毎ターンダメ計を回していた。当初は最速で採用していたが、ピンゴーリではあまり選出せず、電磁波の撒けるフーディンミミッキュと組ませることが多かったのでSを削った調整にしたが、不便を感じることはほとんどなかった。選出率が低い枠なので今まで何度も別のポケモンに変更することを考えてきたが、結局オニゴーリじゃないと安定しないし選出圧力も含め、オニゴーリが1番しっくりくるというのが結論だった。

 

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メガボーマンダ@メガ石
性格:臆病
特性:威嚇→スカイスキン
実数値:171(4)-×-151(4)-170(236)-112(12)-189(252) ※メガ後の実数値
技:ハイパーボイス/大文字/身代わり/羽休め

 いつもの。このポケモンは調整、技ともにずっと変更は無し。それ故型読みが激しくされたポケモンでもある。舞マンダなら試合が一瞬で終わるであろう選出も普通にされるし、技を見せていないマンダにコケコやドラン、ラッキー等を後投げされるという通常あり得ない立ち回りもされてストレスが溜まるが、型はこれしかないしこれがベストだと思っている。耐久が欲しい場面よりもジャロやルカリオグロスの上から動きたい場面の方が多いのでSは最速から削れず、また構築単位で重めのクチートグロス、カグヤに大きく削りを入れるためにCも削れないし大文字も必須。ガルドの相手もしてもらいたいこと、ミミの電磁波やマンムーの毒との相性も考えてみがはねも抜けない。

 

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マンムー@気合いのタスキ
性格:意地っ張り
特性:厚い脂肪
実数値:185(0)-200(252)-101(4)-×-80(0)-132(252)
技:つららばり/氷のつぶて/地震/毒々

 いつもの。前期までは、毒の枠を叩き落とすにして採用していたが、今期は毒に戻した。叩き落とすの利点は、テッカグヤの残飯を叩き落とせること、テテフのスカーフを叩き落とせて裏のポケモンで上を取れることであるが、それ以上に毒にして耐久ポケモンをマンダのみがはねと合わせて倒せること及びギャラ等の積みポケモンに対する起点回避できることの方に魅力を感じた。マンダのみならずフーディンとも相性の良いポケモンであり、先述の通りフーディンの電磁波から相手のマンダやテテフの上から動いて倒すというムーブもよくした。

 構築的に水ポケモンに対する引き先がないことから、確実に1回は行動できる気合いのタスキを持たせるのは確定。メインウェポンの地震、礫も特に抜く理由はなく、また相手のミミッキュに皮を貫通できる氷柱針まではずっと確定で採用してきた。S6~S7では相手のガッサ及び準速レヒレを意識して陽気最速で採用していたが、USMで新しく登場したアーゴヨンに対する礫+ガルドの影うちの乱数を意識して、それ以降はずっと意地っ張りで採用している。また、S6~S9では、サイクル戦や相手のリザ・ガモスを強く意識してステルスロックを採用していた。一方で、S10にリザグロス入りに身代わり持ちポリゴン2が環境に多くなり、グロスガルド対面ポリ2バックされ、身代わりでそのまま負けてしまう試合展開があまりに多く困っていた。そこで、マンムーのステロを毒に変えて崩しの役割も与えてみたところ、とてもうまくハマった。以降は@1の枠を叩きや毒にして崩しの役割を常に与えていた。

 

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ギルガルド@弱点保険
性格:呑気
特性:バトルスイッチ
実数値:167(252)-71(4)-220(236)-72(12)-171(4)-72(0) ※シールドフォルム時の実数値
技:シャドーボール/影うち/キングシールド/聖なる剣

 いつもの。このポケモンもマンダと同様に技・調整ともにずっと変更は無し。かつてはクチートを抜いて上から影うちを撃てる場面が多く、マンダと合わせて処理も容易かったが、クチートのSラインの上昇に伴いそのムーブはあまり出来なくなってきた。調整に関して改案があるとしたら、Bを削ってクチートを抜けるようにSに回すことや、耐久に振ったガルーラを弱保発動後の聖剣で落とすためにAに回すことだが、本構築内でのこのポケモンの大きな役割対象にメガギャラドスがおり、ギャラに対しては2舞地震や1舞噛み砕くのダメージが非常にシビアであるため、この6体で回す上では調整をいじる事は論外である。型読みに一矢報いるために剣舞Z型にしたり、毒を持たせればよいのではと言われることもあるが、構築単位でギャラやミミッキュが本当にどうしようもなくなるので無しである。

 扱いやすいポケモンであるし、ハマれば本当に強いのだが、一方で選択の難しいポケモンでもある。特に難しいのが、相手の構築にポリゴン2がいる時。本来のギルガルドならばポリ2に不利を取らないのだが、このポケモンは弱保が発動しない限り絶対にポリ2に勝てない。また、こちらの構築にポリ2に対して強いポケモンも少ないため、ゴーリを選出しない場合はポリ2にガルドを合わせられるだけで非常に厳しいサイクル戦を強いられる。加えて、相手がこちらの構築を知っているかどうか、また型の見えていないこちらのガルドにポリ2を後投げするかどうかは完全に相手依存でこちらからは全く分からない情報であるため、例えば初手のガルド-グロス対面で、ポリ2バック読みのマンムー引き、とするのも非常にハイリスクローリターンの行動であるためあまりやりたくない。そもそも、相手がこちらのオニゴーリにビビってポリ2を選出すらしてこないことも往々にしてあるので選択が非常に難しい。それ故、相手にポリ2がいる際は選出自体を控える、という選択も時に大事である。

 

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ミミッキュ@ゴーストZ
性格:陽気
特性:化けの皮
実数値:159(228)-117(52)-104(28)-×-127(12)-154(188)
技:シャドークロー/いたみわけ/呪い/電磁波

 調整意図は、
〇H: 16n-1、8n-1の定数ダメージ効率意識
〇A:52振り
・あまり
〇B:28振り
・特化ミミッキュのA2↑影うちを乱数1個切って耐え(6.2%)
〇D:12振り
・HP80の状態(呪いを撃った場合を想定)で、特化カプ・レヒレムーンフォースを乱数1個切って耐え(6.2%)
・特化カプ・レヒレのドロポンZを確定耐え
〇S:188振り
・素早さ実数値154、11n配分、準速100族抜き抜き

  今期はこのポケモンの技及び調整を変更した。他の技に比べて影うちを撃つ機会が低かったため、何か別の汎用性にある技を模索していたところ、「いたみわけ」にたどり着いた。この技を採用する事で、耐久ポケモンの崩しや場荒らしを行える。電磁波呪いとも非常に相性が良く、裏と合わせて相手のポリ2の突破も任せることができる。また、初手に置いて呪いからのいたみわけで重いポケモン、特に初手に来やすいカプ・レヒレの削りも任せることができる。それ故、その役割を安定させるために、相手がスカーフで呪い後のミミッキュに上からムンフォを撃ってきても耐えられるよう、調整をいじった。影うちを採用しない弊害として、こちらの皮がはがれていたり削られたりした時に相手のミミやゲンガーの削りを行えないことだが、それ以上にいたみわけという技の性能の方が価値が高いと判断して最後までいたみわけを採用した。ゴーリを出したくない相手の耐久ポケモンの崩しとして選出でき、耐久ポケモン+ミミッキュといった、ゴーリを出すと択が複雑になる相手に有利なため、今までよりも格段に選出率が上がった。今までは初手に置くことはほとんどなかったが、先述のように場荒らし性能が上がったためよく初手にも置いた。このポケモンの役割はスイーパーではなく、ストッパー及び起点づくりである。

 このポケモンは元々陽気のASブッパで採用していたが、火力よりも耐久が欲しい場面の方が多いと判断したためS10でAをかなり削って耐久に回す調整に変えたが、これがかなり良かった。また、時にシャドクロをじゃれつくに変えてミミZで使っていたこともあったが、相手のミミが落とせないことがあったり、また呪いZでHP管理ができないことがこの上なく扱いづらかったのでゴーストZに戻した。

 

おわりに

  ここまで読んでくださってありがとうございます。ギリギリのところで満足いく結果を得られず、非常に悔しい思いをしましたが、今期は本当に最後だと思っていたからか、モチベが非常に高く、ポケモンレート対戦を心から楽しめました。これはここ1年くらい忘れていた感情でもあります。勉強でもスポーツでも何でも、やはりそれ自体を好きでないと上達しないし満足いくものも得られないのだな、と再認識できました。

 まだUSMでレーティングバトルのシーズンは続くらしいですが、私のUSMポケモンレーティングはこれで終わりです。今期で絶対に最後にしようと前から決めていました。スイッチも持っておらず今のところ新作を買う予定もないので、ひょっとしたらガチで上を目指してレーティングバトルに潜るのも今日が最後だったかもしれません。目に見える結果を残してTwitterやブログを通して色々な人と関われたのはここ2年の話ですが、実は5世代より遊び続けてきたこのポケモンレーティングバトルが今日で最後かもしれないと思うと少し寂しいです。

 とは言ったものの、これでポケモンを完全にやめるという訳ではなく、差し当たりは9/22にある真皇杯本戦に向けて調整するつもりです。上を目指すのではなく、適度に息抜きをしたり最終調整をしたりするためにレートに潜るつもりではあります。予定が合えばたまにはオフ会にも遊びに行く予定ですし、また既にオフのスタッフをすることも決まっています。その時は、ぜひ仲良くしてもらえたら嬉しいです。

 質問等がある方は、Twitterで、@yanko_poke までお願いします。よかったら是非フォローしてください(^^)

 

S15

 全然勝てませんでした。最高19後半とかで具体的な数値も覚えていません。2100はおろか、2000にも届かなかったのは自身が初2100のれたS6以来無かったので悲しいです。

 

 S14と同じテテフーディン+リザードンの構築を使いました。サブロムを用意できずにTNやんこぽけ のままで潜っていることも相まってか、型読みもかなり強く、全く勝ち切れませんでした。リア友にDSを貸していて最終1週間以外まともに対戦出来ていない事、そもそも部活やテストがかなり忙しくてレート対戦や考察に時間をさけなかった事が敗因だと思っています。ただの準備不足ですし言い訳もありません。

 

 結果は散々なのですが、不思議と悔しい気持ちがあまり沸いてこないんですよね。DSを壊して連続2100達成記録を途絶えさせてしまった時や京大カップで優勝できた手ごたえある構築で2100にかすりもしなかった時は、死ぬほど悔しくて絶対にリベンジしようと心に強く誓っていたのに、今回はその気持ちが全くない。これは自分でも不思議で仕方ないのですが、心のどこかでポケモンレート対戦に飽きてしまった自分がいるのかもしれないなと思ってしまいました。S15の最終日も一応は惰性で1800帯を潜っていましたが、最終日に20帯で戦うキャス主の配信を見る方が楽しかったです。昔では自分が対戦することが何よりも楽しく、こんなことあり得なかったのに。

 

 S16はUSUM環境でレートができる最後のシーズンだと噂されています。表面的には、最後に有終の美を飾るために考察を重ねて新しい構築を作り、2100といわずに2150、2200を目指したいと思っていますが、心の深い部分ではもういいやって気持ちもある事に自分でも薄々気づいています。それでもキャス配信を見たり、構築記事を読んだり、ポケ勢と通話したりするのは普通に好きだし楽しめるので根本的にこのコンテンツを嫌いになったり飽きてしまったというわけではないと思います。

 

 まぁ、こんなこと言いつつ結局最後にはレートに潜り続けるんだろうなぁとは思います。それがポケ勢の宿命だと思います。決して引退宣言とかではないですし、勝てなかった言い訳のつもりでもないです。ただ、自分の今の気持ちというか内面の変化を文字にしたくて書いただけです。ポジティブな内容ではないので気を悪くされたらごめんなさい。とりあえずは気楽に土曜日のボスラッシュを全力で楽しもうかなと思います(^^)

【単体考察】フルアタHCSメガフーディン

 

はじめに

 お久しぶりです。やんこです。今回は私が長い間使用してきて強い可能性を感じたポケモン、フルアタHCSメガフーディンの単体考察についての記事です。メガフーディンというポケモン自体がUSMのシングルレート環境にあまり多いポケモンではないのですが、その非常に高い素早さと特殊攻撃力、そして技範囲の広さから、他のポケモンでは代替できない特異的な強さを秘めています。その事実を多くの方に知ってもらうという事がこの記事の趣旨となります。このポケモンの調整及び技構成は私が何シーズンもかけてレートに潜る中で全て考え付いたものです。単体考察とはいえども、ポケモンバトルは数多の“並び”で行うものであるので、このフーディンを組み込んだ私のS13使用構築(下のURL参照)に寄り添ってこの記事を書いていきたいと思います。よろしくお願いします。

yanko-poke.hatenablog.com

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↑サムネ用

 

メガフーディンというポケモンの特質

 先ほど少し述べましたが、メガフーディンというポケモンの一番の強みは、超速スピードで非常に高い特攻からの受けきれない広範囲の技を撃てることにあります。その特質を生かして、現状では主に3種類のメガフーディンの型が存在すると思います。

 

1. 電磁波を搭載して耐久ベースにし、壁張りや補助技を駆使してオニゴーリペンドラーなどの裏のエースに繋ぐ起点づくり型

2. テテフと組み合わせることが多く、ほぼCSブッパに振り切り瞑想や身代わりを搭載して全抜き性能の高いエース型

3. 通常の構築に組み込み、絶妙な火力と耐久を両立しつつ広範囲の技で相手の構築に大きな負荷をかけていく欲張り型

 

このうち、最後に挙げたメガフーディンの型について今回は考察していこうと思います。

 

調整

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メガフーディン@メガ石
性格:臆病
特性:精神力(マジックガード)→トレース
実数値:159(228)-×-86(4)-210(116)-126(4)-209(156) ※メガ後の実数値
技:サイコキネシス/エナジーボール/気合い玉/めざめるパワー炎

調整意図は、
◯H:16n-1、8n-1の定数ダメージ効率意識
◯B:余り
・変幻自在した無補正252振りのゲッコウガの抜群とんぼ返り最高乱数切って耐え(乱数6.2%)
◯C: 116振り
・エナボ2発でH252D4残飯レヒレを残飯込み確定で突破
・トレースによる変幻自在補正無しでD4振りゲッコウガをエナボで確定1(こちらのメガフーディンが相手のポケモンを突破して裏からゲッコウガが出された場合、またはゲッコウガが激流であった場合を想定)
・C>S調整により、ビーストブーストトレース時にCが上昇
◯D: 4振り
・控え目C特化レヒレのドロポンミズZ低乱数1発(6.2%)
・C182非メガのゲンガー(臆病C252振りのタスキゲンガー)のシャドボ確定耐え
◯S:素早さ実数値209、準速スカーフロトム抜き抜き

 

特性トレースの活用方法

 このメガフーディンというポケモンの強みの1つに、特性トレースが挙げられます。時にメガシンカをあえてせずに攻撃したり、また相手の特性をトレースして火力を上げたり耐性を加えたりできます。そのトレースの活用方法を記したいと思います。

 

・ビーストブーストトレースでCが上昇するため、さらなる火力上昇が見込める(特にテッカグヤ絡みのサイクルを崩す際に有効)。
・天然トレースで相手の能力変化を無視できるので、瞑想や小さくなるを積んだ天然ピクシーを完封できる。
・もらい火トレースで炎技無効となるため、ヒードランへの後投げがかなり安定する。
・ポイヒトレースで毒毒状態においてHPが回復するため、グライオンのどくどくに安全に繰り出せる。
・ギャラやドリュの型破りトレースで相手の化けの皮を貫通してサイキネを撃てる。
・砂かきやすいすいトレースで、特定の天候下で素早さ2倍になるので相手のエースポケモンの上をとれる。引き読みでメガをせずにトレースを残す、などの立ち回りが大切になる時もある。
・コケコやレヒレ、ブルルに繰り出すとトレースによりサイコフィールドが別のフィールドに塗り替えられてしまう。
・ゲンガーの影踏みトレースで裏から出てきたポケモンの釣り交換を許さない。
・蓄電トレースで霊獣ボルトロスをほとんど完封できる。
・変幻自在トレースでタイプが変わる。火力アップが見込めるのに加え、気合い玉で格闘タイプになることで不意打ちや影うちで縛られなくなる。

 

主な役割対象

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これらのポケモンは今回紹介するフーディンの役割対象。対面した場合は基本的には撃ち勝てます。ご覧のように、受けサイクルによく採用されているポケモンや高速低耐久のポケモンが多いです。

 

苦手な相手

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特に今回の技構成のフーディンではあまり負荷をかけられず、周りのポケモンで補佐をしなければならない苦手なポケモンをピックアップしました。これらのポケモンが相手の構築にいる時は選出を控えるという判断も時には大切。また一方で、相手側もギルガルドがいるからフーディンこないだろうという判断の元、フーディンに薄い選出をしてくることも少なくはないため、そこの選出択はしっかり理解しておくことも必要です。

 

基本的な動かし方

 このポケモンは基本的に初手に投げて相手の構築に負荷をかけていきます。耐久があまりないので特別な場合を除いて後投げは行いません。上記の「主な役割対象」の項で、特筆すべきだと思ったポケモンに対するプレイングを紹介していこうと思います。

 


以下常体

 

VSカビゴンf:id:yanko-poke:20190224005503p:plain

メガフーディンカビゴン入りのサイクルパに対して強いことが多い。H254-D142カビゴンに対して、気合い玉が136~160(53.5%~62.9%)ダメージ入る。このダメ感を頭に入れることは大切。フーディン単体でカビゴンの相手をするのは難しいが、周りのポケモンでうまく木の実を食べるギリギリまで削ってやり、気合い玉で倒すという動かし方が理想。そのため、体力調整を許してしまうことからステロは撒かない方が良い。うまく周りで削ってさらに70%の気合い玉まで当てないといけないのは、決して強いとは言えないという意見もあるかもしれないが、気合い玉命中よるカビゴンの突破が勝ちに直結することが経験則として多いので、ここに紹介した。私の構築では、呑気ギルガルドの聖なる剣がカビゴンに対して4割強ほどしか入らないため、それで体力調整を行っている。かつては鈍い1積みカビゴンがブレードフォルムのギルガルドに対して迷うことなく地震を選択してきて、それを耐え弱保の発動したガルドでの突破も図れたのだが、最近では型が広く認知されるようになり、このムーブはほとんど決まらなくなってきた。この型読みも考慮に入れながら、鈍いを積むタイミングでフーディンを着地させることが理想。


VSハッサムナットレイf:id:yanko-poke:20190224005616p:plain f:id:yanko-poke:20190224005632p:plain

 構築にマンムーがいることも相まって、これらのポケモンは初手に来ることは多い。そこで初手にフーディンを投げ、めざ炎を撃って瀕死ないしは赤ゲージまで削りきることで、裏のマンムーを通しやすくすることができる。フーディン自体が技範囲の広く受けにくいポケモンであるため、このムーブはよく決まる。


VSヒトムレヒレf:id:yanko-poke:20190224005648p:plain f:id:yanko-poke:20190224005659p:plain

 このフーディンはヒトムレヒレのサイクルに非常に有利である。スカーフヒトムでも上からサイキネを撃って削りを入れられるし、レヒレの特化ミズZでも耐えるからだ。ヒトムの特化ホノオZだとかなりいい乱数で落ちてしまうのでそこは注意。ヒトムレヒレサイクルの対策に重きを置いて採用したい場合は、もう少しDに振ってやる方が安心。よく一緒に組まれているメタグロスに対しては、呑気ギルガルドの後投げが非常に安定し、シャドボの一貫をうまく使って負荷をかけられるので、試合は有利に進めることができる。


VSモロバレルドヒドイデf:id:yanko-poke:20190224005720p:plain f:id:yanko-poke:20190224005734p:plain

 モロバレルドヒドイデは特性が再生力であり、それをトレースすることでフーディンの体力管理が行える。相手からの最大打点がイカサマや熱湯のため、後投げが安定する。モロバレル等の不一致イカサマがA49でH159-B86メガフーディンに対して42~50(26.4%~31.4%)、ドヒドイデC73熱湯がH159-D126メガフーディンに対して、27~33(16.9%~20.7%)、と、いずれも再生力で賄える程度となっている。A実数値がイカサマの乱数幅を大きく変えるので、メガフーディンに関してはできるだけA0に近い個体を粘ることが必須。モロバレルのキノコの胞子で眠らされた場合は、その眠り状態を盾に、モロバレルに後投げするサイクルをしつつ眠りターンを消費すれば良い。

 

おわりに

 ここまで読んでくださってありがとうございます。耐久振りのアタッカー型耐久フーディンはS6の3ウェポンBSフーディンをはじめとして1年以上使い続け、そして何度も改良を重ねてベストに近い技構成・調整を探し求めてきました。フーディンは扱い方が難しそう、というのはよく耳にすることではありますが、私自身このポケモンは非常にポテンシャルが高いと評価しており、もっと使われても良いポケモンだと考えております。この記事を読んでくれた一人でも多くの方がメガフーディンというポケモンに興味を持ち、そして実際に使うに至ったら、この上なく嬉しく思います。今回寄り添って書いた私のS13使用構築では、QRパーティも公開していますので、是非そちらもご活用ください。

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